新年早々、家に侵入者
「侵入者発見、侵入者発見!」
警戒モードの我が家のケンズ。
顔を天井に向け、右脚を引いて全身をバネのようにして飛びかかりそうな勢い。
「うぅ〜、ワンワンワンワン〜!」
暦が2015年に変わった途端、我が家は騒動。屋根の上をドシンドシンと音を立てて移動する不審者。
軽井沢はすごい。氷点下の深夜に屋上から悪さを企む輩がいるとは。家屋に侵入する前に凍えちゃうんじゃないかしら。
慌てて寝入り端のどんぐり太郎こと主人を揺り起こす。
もちろん興奮気味のケンズも身体をよじ登って起きろ起きろと加勢。
「なーに、どうしたの」
新年早々怪しい人が屋根の上に登っていると熱弁すると、どんぐり太郎こと主人、数分するとまた何事もなかったようにベッドに潜り込んでいます。
「バカじゃないの。雪が屋根から落ちてんだよ」
へっ。雪の音?
てっきりくるみママとケンズは不審者だと。人が歩きまわってる音じゃなくて?
でも考えてみると、雪が勝手に落ちるんだったら、よくテレビで観る屋根の雪下ろしは必要ないということかな、、
妙な発想に満足しながらくるみママはケンズを抱きしめて安堵の眠りについたのでした。
(くるみママ)
※どんぐり太郎追記
あのねー。
だから都会っ子は困る。