夏から晩秋へ至る追分
秋を愛する人は心深き人。
愛を語るハイネのようなどんぐり太郎です。
ふだん都会に暮らしていると、確かに僅かな草木のありように季節を感じることもありますが、やはり多くは人々の装いの変化に時候を感じ取るのであります。
面白いもので、木々は寒くなると葉を落とすのに人は逆に着膨れするのでありますね。
とはいえ都会の季節感はやはり無機質なものであります。味も素っ気もないと言いますか、空気だけが冷えていってそれに人が必死でついていっているような体でありまして。
かたや軽井沢のそれは非常にダイナミックであります。あらゆるものが季節なりに大きく変化し、時に風景をまったく違うものに入れ替えてしまうのであります。
たとえば、今年の8月から定点観測してきた写真がこれ。
なるほど、誰も軽井沢には飽きないはずでありますね。
※くるみママ追記
おお、愛(軽井沢)はわれらを幸福にする。
おお、愛(軽井沢)はわれらを豊かにする。
※どんぐり太郎再追記
ハイネの詩なのだとか。