追分写真道場〜早春の雪
写真もど素人のどんぐり太郎です。
昨今のスマホのカメラは非常に秀逸ではあるものの、せっかく追分の森の中に家を持つのならきちんと自然のありようを捉えようと一眼レフカメラも新調したどんぐるみ家でありますが、何しろ画郭を決めてシャッターを押す以外のことはやったことのなかったどんぐり太郎でありまして。
当家のコンパクト一眼にはあれこれ有難い機能が付いているようでありますが、ほとんど使いこなせておりませぬ。
それでも最近は奮起して被写界深度の浅い深いを利用したり、シャッター優先や絞り優先など、カメラの基本的な操作をこっそり学んでいるところであります。
そんなヒミレン(秘密練習)も奏功いたしまして、何とか最近は一眼レフらしい写真もちらほら撮れるようになってまいりました。
先日、雨予報の中でとつぜん降り出した雪。
これを捉えた写真をほぼリアルタイムでご紹介いたしましたが、その時に何枚か試行錯誤しております。
雪というのは静止画で捉えるのが本当に難しい被写体でありまして、
背景を間違えるとこんなふうにただ木々に綿がはりついているようなわけのわからない写真になってしまうようであります。
背景を少し後ろに持っていくといくらか雪らしい写真になるようで。撮りたい雪と背景の間の空間にゆとりが必要ということがわかったであります。
画郭をもう少し工夫して雪が地面を覆い始めたところまで映り込むようにすると、静止画に厚みをもたらす「時間軸」が加わってさらにベターでありますね。
あるいは、雪そのものを撮ろうと躍起になるより、雪に降られているものを捉えた方がかえって雪が際立つようであります。メモメモ。
ちなみに撮影はマニュアルで、シャッターは気持ち速めにして、雪がなるべく筋にならないよう工夫しております。
まだまだ未熟でありますが、もっと腕を磨いていつかどこかの賞に応募する日を夢見ているどんぐり太郎であります。
※くるみママ追記
あれ、去年も浅間山の写真を撮ってコンテストに応募するって言ってなかった?