オフ軽井沢〜沖縄上陸物語(3)
観察と分析が趣味のどんぐり太郎です。
東京から2時間半も飛んでまいりました沖縄は、気候も違えば人の顔や家々のありようや風習も本土とは大いに違うのでありまして、そんな差異を見つけるとある時はドヤ顔でくるみママに説いて聞かせ、ある時は独り静かに唸ったものであります。
その1〜物価が昭和なみ?
はなから観光客目当てのものはさすがに全国標準と申しますか東京並みと申しますか、それなりのお値段をつけていらっしゃるものの、地元の人も含めて利用されるものは非常に安いという印象であります。
まず空港でのサプライズがこちらでありまして。
タクシーは初乗り500円とか(サイズにもよります)。東京では1990年の値上げ時に520円でありましたから、タイムスリップしたような感覚であります。
地元のお客さん相手の居酒屋の類いですとチューハイ280円なんてごく当たり前でありまして。こちらは昭和の価格。
その2〜観光客は「あ」「わ」「れ」?
沖縄本島では走っている車の8〜9割がレンタカーかタクシーといった感覚であります。
2015年には県内のレンタカー登録台数が3万台を超え、おなじみの「わ」ナンバーが足りなくなり、とうとう「れ」に移行しております。
タクシーは「あ」が多く、観光客の乗り物はまさに「あ」「わ」「れ」なのでありますね。
ちなみに外国人の運転しているレンタカーは車の後ろにその旨のステッカーが貼ってありますので、なるべく避けるに限るであります。
その3〜家がゴツい
沖縄といえば台風銀座でありまして、時に風速50メートルを超える暴風の吹きつける土地。本土のようなヤワな建物では、「さんびきのこぶた」における藁の家や木の家同様、ひとたまりもありませぬ。
そいいうわけでどこの建物もコンクリートの非常にゴツい造りでありまして、玄関のシーサーとあいまって何ともエキゾチックに映るのであります。
その4〜深夜まで街灯がギラギラ
こちら、午前3時頃の那覇市内であります。
やはり基地を抱える土地柄。深夜に軍機が低空を飛び交うことを想定してか、あるいは度重なる米兵の粗相から治安を守るためか、夜中まで街は街灯がギラギラなのであります。
その5〜自販機にはご当地の飲み物が
県内の自販機には東京では見かけない飲み物がちらほら。
最たるものは「さんぴん茶」。そして「琉球コーラ」。ファンタのシークァーサー味もありまして。
初夏のような蒸し暑さの三日間、どんぐるみ夫妻は常に「さんぴん茶」を携帯しておりました。
おまけ〜こんな公園は嫌だ
ここへ行きたいとき、タクシーの運転手に何と告げたらよいのでありましょうか。
※くるみママ追記
折角の旅行記なんだからもう少し上品なオチにして貰いたいんだけど。