追分宿・油やの正体
今日はゆっくりの更新。
どんぐり太郎です。
徒歩圏内のラーメン屋、カフェときて、次は名所であります。
中山道六十九次、江戸から数えて二十番目の宿が追分。
その脇本陣の名残が「油屋」であります。ちなみに本陣跡は今の堀辰雄文学記念館にその門を遺すのみでありまして。
この油屋さんはかつて昭和の文人に愛された旅館でありまして、堀辰雄はもとより室生犀星や立原道造もここに長逗留して筆を執ったのは有名な話。堀辰雄の『菜穂子』などはまさにここが舞台なのでありますね。
今も二階は旅館のようでありますが、地階は個性溢れるギャラリーがいくつも入居。
NPO法人「油やプロジェクト」のもと、「信濃追分文化磁場」として様々なアートイベントも開催されるカルチャースポットとして機能しております。
こういうものに触れると、どんぐり太郎の頭のどこかに眠っているアート魂に火がつくであります。
やっぱり余生はゲージュツに生きると決めたであります。
※くるみママ追記
儲かるゲージュツにしてね!