ど素人の軽井沢ライフ奮戦記

一念発起、軽井沢で週末を過ごすことに決めた中年夫婦のドタバタ別荘奮戦記と、時おり旅の記録。

追分絶品カレーの流儀

加齢臭だけには気をつけているどんぐり太郎です。

 

カレーという食べ物は今どきの市販のルーを使えば誰でもそこそこの味になるのでありまして、それゆえ差別化も難しいのであります。

そういう事情もあってどんぐるみ家においては永く封印していたのでありますが、先日某所でとってもなく美味なカレーをいただきまして、かつてのカレー熱が甦ってきたであります。

 

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まずはタマネギから。

タマネギはそもそもカタチが具として残るべきものではなく、カレーの味を根っこで支えるものと提議いたします。

それゆえ、中玉1個を薄くスライスしておきましてですね、

 

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まずは炒めるであります。

 

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あめ色になるまで炒めますと、甘みが出てくるであります。

この甘みが辛味と辛味の隙間に入って「旨味」を支えるのであります。

 

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次に具の野菜でありますが、こちらは変に面取りをしたりなどせず、ばっさり切って炒めるであります。

多少煮崩れしても、その崩れた部分がカレーの旨味に溶け込むのであります。

 

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肉もあまり炒めすぎず、表面に香ばしい焼き跡がつく程度で。

 

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具をなべに放り込みましたら、リンゴをまるまる一個、皮ごとすって入れるであります。

 

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水を800cc入れて火にかけまして。

 

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次にバナナを半分すり入れ、

 

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そして板チョコレートも半分。

 

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チョコレートはなるべくビターなものを。

 

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お好みでコンソメなんかも少し入れるとさらに味の隙間がなくなって濃厚になるであります。

 

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ルーはフレーク状のものが楽であります。

甘みが強いベースゆえ、ルーはできるだけ辛口を。

 

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どんどん溶かし入れまして。

 

10分ほど煮込んだら火を止めて30分待機。

さらに10分火を入れて、また30分待機。

 

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そこでバターを2㎝ほど溶かし込むであります。

 

よく溶けたら、フタをして一晩待つであります。

これは晩メシにあらず。

明日楽しむものゆえ。

それがどんぐりカレーの流儀。

 

こら、くるみママ!

勝手に味見は禁止!

 

※くるみママ中間追記

えー!

なんでー!

 

 

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ということで、翌朝の食卓。

 福神漬けの代わりに自家製の新生姜佃煮を添えまして。

どうですかね、くるみママ。

 

 

※くるみママ追記

もう、濃厚なのにまろやかで、それでいて後から辛味が。

どんぐり太郎にまた胃袋つかまれたかも!

 

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