ど素人の軽井沢ライフ奮戦記

一念発起、軽井沢で週末を過ごすことに決めた中年夫婦のドタバタ別荘奮戦記と、時おり旅の記録。

オフ軽井沢旅行~京都(下)

東京特許許可局よりも京都特許許可局の方が読みにくいと思うどんぐり太郎です。

 

週末をオフ軽井沢旅行にあてたこの週末。

祇園の山鉾を堪能したあとは、残された2時間で駆け足の市内観光であります。

とはいえミーハーに金閣だの清水寺だのといったメジャーなスポットは訪れないのがどんぐり流。マニアックにいくであります。

まずはこちらから。

 

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敵は本能寺にあり

山鉾の巡行を鑑賞した招待席のすぐ裏手が本能寺でありまして。

まずはこの石柱の文字をよくよくご覧くださいませ。

「本能寺」の「能」の字の右側が「ヒヒ」ではなく「去」という字になっているのにご注目。

 

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信長公が討たれた変を含めて何度も火災に遭ったこのお寺では、もう火災はごめんだという意味をこめてこの「去」という字を忍ばせたのだとか。

知らないと見過ごしてしまうトリビアであります。

 

お次はこちら。

 

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本能寺のある市役所前から東西線で東へ2駅の東山で下車して徒歩5分余り。

本能寺の変織田信長を討ち滅ぼした明智光秀の首が埋まっているとされる塚であります。

変の後、中国大返し羽柴秀吉軍に山崎(天王山)で敗れ、国元の坂本城へ落ち延びようとした山中、土民の落ち武者狩りに遭遇して落命した光秀公。

その首を従者が切り落として埋めたとされるのがこの地であります。

 

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住宅地の中にひっそりとした佇まいを見せるこの塚には足しげく通う方も多いのだとか。

かつては英雄・信長を不意打ちで滅ぼしたヒール役として永く汚名を着ておりました光秀公でありますが、昨今は子孫らによって変の謎が徐々に解き明かされ、その謀反の大義がかなり明らかになりつつありまして、どんぐり太郎もにわか光秀ファンの一人としてどうしてもここだけは訪れて積年の誤解をお詫びし、ご回向申し上げたいと念じておりました次第。

合掌。

 

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ちなみにくるみママはそんなどんぐり太郎には目もくれず近くの甘いもの屋に飛び込んでいく始末でありましたが。

 

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最後は慈照寺銀閣

足利八代将軍義政が建てたこの侘び寂びの象徴のような建物はもともと別荘でありまして。やはり別荘はこうありたいものでありますね。お下品な金ピカはいかんであります。

どんぐるみ家の別荘も、銀閣にあやかって追分荘白閣と命名するであります。

 

※くるみママ追記

もう、どんぐり太郎ってすぐこういうのに感化されるんだから。


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