秘湯をバラす旅〜佐久の初谷温泉
秘湯の旅といえば裸のうざぎちゃんしか記憶にないどんぐり太郎です。
秘湯というのはその字のとおり秘められた湯なのでありますが、今や情報が一瞬にして世界をかけめぐるご時世ゆえ秘めておくのは容易ならざるわざなのでありまして。たとえばこうしてどんぐり太郎がブログでバラそうとしているわけでありますね。
やってまいりましたのは佐久の奥深く、南へ南へと下って中込の付近で左へ。一本道を先日の望月方面とは反対に群馬方面へひた走るであります。こちらもまた未踏の地。風景もぜんぜん違うであります。
時おり「鹿注意」の看板が。
後でその意味がわかるであります。
追分からクルマを走らせること1時間、ようやく初夜、否、初谷(しょや)温泉の看板であります。
何だか心細い道を登ってまいります。すれ違い不可であります。対向車が来たら1マイルぐらい下がる覚悟で。
おお、ようやくそれらしき建物が。
何とも立派な温泉宿ではありませぬか。
「日本秘湯を守る会」の提灯がぶら下がった玄関。
「日本秘湯をバラす会」のお通りであります。
小奇麗とはまさにこのこと。我が家もこうありたい玄関であります。
清潔、質素、静謐。
秘湯の宿はこうあってほしいものであります。
とうとう湯へ到達。入浴料は700円也。
外来は12-15時であります。
貸切状態の脱衣場。
風呂は小じんまりとしておりますが、いかにも秘湯然とした雰囲気。
鉄分を含む湯であるため、風呂場が茶褐色に染まっております。
手前の「さら湯」に入った後、奥の源泉湯に入ると効果的だそうであります。
ナイスな湯に30分ほど浸かりまして建物の裏へ。
「宝命水」なる有り難いお水があるとか。
おお、こちらでありますね。
と、このフタを開けて一口いただいたのでありますが、これがしょっぱい。
と、後ろの崖から石がゴロゴロ。
逃げまどうどんぐるみ夫婦。
見ると、体長70〜80センチの子鹿がこちらを見ておりまして。
「あんたら、何でシカ? ここで勝手に何しとるんでシカ?」
この意地悪な鹿をくるみママは逃げるのに精一杯で見逃したであります。
あの鹿め、いつか鹿せんべいでおびき出して倍返ししてやるであります。
※くるみママ追記
もう裸のうさぎちゃんなんて言ってるからシカられたのよ!
※どんぐり太郎再追記
それシカおぼえてないのでシカたないであります。
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