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ど素人の軽井沢ライフ奮戦記

一念発起、軽井沢で週末を過ごすことに決めた中年夫婦のドタバタ別荘奮戦記。

土曜の夜は寅さん

わたくし生まれも育ちも東京中野です。新井薬師で産湯を使い、姓はどんぐり名は太郎、人呼んでフーセンの太郎と発します。

 

追分荘でも東京でも、当家では土曜日の夕食は18時半までに準備するならわしとなっております。

少し前までは『釣りバカ日誌』、今は『男はつらいよ』。BS7の映画を観ながら過ごすのであります。

 

寅さんといえばもはや日本人にとっては語るべくもない心の故郷のごとき映画シリーズでありまして、作中にただ一つの悪意も存在しない、世にも珍しいオール人情ストーリーであります。

 

一見知性とは正反対に映る寅さんの口上でありますが、さすがに東大文学部卒の山田洋次さんの筆、1992年にはその東大が国語の問題に取り上げたほどの名台詞の数々。

その問題がこちら。

 

【問題】 次のア・イ・ウは、同じ主人公が登場するシリーズものの映画のセリフである。ア・イ・ウのいずれかを選び、それを手掛かりとして、感じたこと、考えたことを、160字以上200字以内で記せ。

ア 「インテリというのは自分で考えすぎますからね、そのうち俺は何を考えていただろうって、分かんなくなってくるんです。つまり、このテレビの裏っ方でいいますと、配線がガチャガチャにこみ入っているわけなんですよね、ええ、その点私なんか線が一本だけですから、まァ、いってみりゃ空っポといいましょうか、叩けばコーンと澄んだ音がしますよ、なぐってみましょうか」

イ 「寅さん、人はなぜ死ぬのでしょうねえ」
「人間?そうねえ、まァ、なんて言うかな、結局あれじゃないですかね、人間が、いつまでも生きていると、陸の上がね、人間ばかりになっちゃう、うじゃうじゃうじゃうじゃメンセキが決まっているから、みんなでもって、こうやって満員になって押しくらマンジュウしているうちに、足の置く場がなくなっちゃって、隅っこに居るやつが、アアなんて海の中へ、パチャンと落っこって、アップ、アップして『助けてくれ!助けてくれ!』なんてね、死んじゃう。そういうことになってるんじゃないですか、昔から。そういうことは深く考えないほうがいいですよ」

ウ 「梅の花が咲いております。どこからともなく聞こえてくる谷川のせせらぎの音も、何か春近きを思わせる今日この頃でございます。旅から旅へのしがない渡世の私共が、粋がってオーバーも着ずに歩いておりますが、本当のところ、あの春を待ちわびて鳴く小鳥のように、暖かい陽ざしのさす季節に、恋い焦がれているのでございます」

 

いやいやいや、インテリは頭で考えすぎていけねぇやなんて台詞を書いたのが東大卒とはまた滑稽なお話でありまして。

けっこう毛だらけ猫灰だらけ、粋なねーちゃん立ちションベン等々。今や一部は差別語に分類されるようでありまして、始めに不適切な言葉もありますとテロップで断った上に、現代の放送コードとやらに引っかかって時おり音声が不自然にカットなどもされておりますが、ほろ酔い加減の頭でそこは本来何を言ったものかと想像するのもまた乙な肴になるのであります。

 

寅さんも日本のみならず世界を旅しておりまして、訪れた土地土地には記念碑やら記念館などが建つなど、渥美清さん亡き後もそのご威光は褪せることがありませぬ。

そういえば軽井沢のお隣、小諸にも寅さん記念館がありましてですね。

 

おっと、ちょいと筆が走り過ぎちまってぃ。

 

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※くるみママ追記

どんぐり太郎、どうしても行っちゃうの。

掃除してからにして。

 

※どんぐり太郎再追記

それができねぇのが渡世人の辛ぇところよ。

 

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