ど素人の軽井沢ライフ奮戦記

一念発起、軽井沢で週末を過ごすことに決めた中年夫婦のドタバタ別荘奮戦記と、時おり旅の記録。

リスン東御〜♪

リスントゥミー。

どんぐり太郎です。

 

温泉漁りで今度は東御まで足をのばしたであります。

小諸のさらに先でありますゆえ遠く感じるでありますが、軽井沢方面からだと浅間サンラインをひとっ飛びでものの30分なのでありますね。

 

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着きましたのがこちら。アートヴィレッジ明神館。

上信越道の東部湯の丸インターチェンジの南に位置しておりまして、でんと広がる平地側から少しのぼった高台の見晴らしのいい場所であります。

こちらはスポーツやその名に冠したアートも楽しめる総合レクリエーション施設の体裁であります。

経営母体は信州東御振興公社。公社と付いておりますが、株式会社なのでありますね。こちらの施設のほか、山側の温泉施設「湯楽里館」も運営しておられます。

東御市国土交通省が推進するDMO(Destination Management Organization)構想に沿って観光振興を進める自治体のようでありまして、一般社団法人「信州とうみ観光協会」を組織し、観光による町おこしに力を入れているであります。

ただ、上述の「公社」とやらの社長さんのお名前を拝見すると現職の副市長さんなのでありますか? 何だか、いろんな意味で官民一体のようであります。

何と申しますか、近隣の関連施設すべて含めまして「分不相応で場違いなハコモノ」感がたっぷりでありまして、東御ならではという部分をほとんど感じられないのが気がかりであります。ざっと拝見した限りこの施設には東御市の規模にはいささか不相応と思われる金額がかかっていると映るのでありますが、資金回収の見込みは立っているのでありましょうか。

観光振興というのはそこにあるものを「掘り起こす」ことでこそ盛り上がるのでありまして、こんなふうに外から「取って付けた」ようなハコを並べても絶対に前には進まないというのがどんぐり太郎が全国いろいろ見てきた上での経験値であります。

自治体を食い物にするコンサルさんの口車に踊らされていなければいいのでありますが。少なくとも次の世代に負の遺産を遺さないようにしていただきたいものであります。

 

ちなみに肝心のお風呂は春の陽気の土曜の午後にガラ空きでありまして、ちと心配であります。湯楽里館はもう少し賑わっていたように思うのでありますが。

 

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露天風呂からの眺めは撮影できなかったのでありますが、ざっとこんな雰囲気でありまして。浅間山の横顔が望める絶景であります。

これで500円ゆえ一観光客として文句はないのでありますが、いろんな意味で何だかなぁな印象を拭い去れない施設でありました。

 

(注)DMOとは、観光物件、自然、食、芸術・芸能、風習、風俗など当該地域にある観光資源に精通し、地域と協同して観光地域作りを行う法人のこと。

 

※くるみママ追記

そんな小難しいこと言わずに、もっとゆっくり温泉につかりなさいな!

 

 

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