佐久の噴水を見て考える治水史
先週は台風20号が関西方面を駆け抜けまして、長野県にもけっこうな影響が出たようであります。どんぐるみ家が軽井沢入り(というよりは佐久からの入り)いたしました24日には滝のような雨に見舞われたであります。
夕方、どんぐるみ車が佐久インターを降りた頃はかなり雨も小止みになっていたでありますが、市内某所ではこのように下水から道路に水が噴き出していたであります。都内では時おりゲリラ豪雨の直後に見かける光景でありますね。
都市の地下にはたいてい大きな空洞が掘ってありまして、ある程度の雨量までなら吸収できるでありますが、それも1時間に数十ミリが限度。それを超えると一気に水が道路を冠水させてしまうであります。
ものの本によると、もともと日本の河川のほとんどは枝分かれした小さな川が樹状に平野を流れており、特に海に近いあたりはほとんど湿地で使い物にならないところを、いわゆる治水政策によって堤防を築き、いくつもの川を強引に一つにまとめた結果、使える平地が増えたのだとか。
こちらは石神井公園にある葦の生えた湿地。
江戸の昔の当地の姿をとどめた場所であります。皇居でも似たような場所を見たことがあるであります。
関東平野も太田道灌が江戸城を開いた頃はこんな土地だったとか。
乾いた平地を保つのは大変なことなのでありますね。
※くるみママ追記
我が家は晴れ一家なので小止みで済みました!
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