ど素人の軽井沢ライフ奮戦記

一念発起、軽井沢で週末を過ごすことに決めた中年夫婦のドタバタ別荘奮戦記と、時おり旅の記録。

仲秋の佐渡紀行(5)〜島の絶品グルメ特集と総括

どこへ行ってもご当地ラーメン三昧。

どんぐり太郎です。

 

仲秋の佐渡紀行もいよいよ最終回となりまして。

最後は佐渡の穴場グルメを一気にご紹介であります。

 

 

わかりにくすぎるその所在

 

ラーメン処と言われている場所ならいざ知らず、まさか佐渡にご当地ラーメンなど誰も求めてはこないはずでありますが、必ずその地に根付いた伝統のラーメンがあるというのはどんぐり太郎の確固たる経験値でありまして、やはり佐渡の地でもそれを探したであります。

しかも行程上の条件がありまして、青の洞窟とたらい舟の直前でなければなりませぬ。となれば、小木近辺ということになるでありますが、ほら、探してみたらあったでありますよ。地元で何十年も親しまれているというラーメン屋さんが。

 

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こちら、実にわかりにくい場所でありまして、グーグルマップに頼りますとこのお店の裏通りに出てしまうのでありますね。どんぐり太郎としてはたぶんそういうことかとすぐに気づきまして、ぐるりと裏に回って速攻見つけたであります。

 

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路地を入っていく感じは軽井沢銀座入口にある美乃屋さんみたいでありますね。

 

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女将さん一人で切り盛りするこぢんまりとしたお店。さっぱりとしていて好感持てるであります。

 

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メニューはラーメン類と餃子のみ。

あっさりしたものがいただきたかったので、野菜たっぷりのタンメンを。

これが薄味ながらしっかりと素材の旨味が伝わってくる素朴な味わいでありまして。まずはご満悦のご当地ラーメンでありました。

 

意外すぎる出逢い

 

もういちど復習しておくであります。

異次元のような町、宿根木でくるみママが放ったセリフを。

 

 

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はい、そうでありましたね。

知らない町を歩いていたら、いつもよりお腹がすいたそうであります。

ずいぶん歩いたでありますから。

 

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なのにあろうことか、狙っておりました絶品パスタと噂されたお店は満杯。

くるみママの目尻が1センチばかり上がったのを尻目に、さて次♪

 

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おお、良さげなカフェが。

 

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センスの感じられる小綺麗なお店であります。

どこかアートな匂いのする若いお姉さんが一人で切り盛り。

 

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くるみママはこちらのホットドッグ。

野菜たっぷりでシャキシャキ。マスタードも絶妙で、思わず一気かぶりのくるみママ。

 

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どんぐり太郎はこちらのグリーンカレー

こちらも野菜たっぷり。素材の数が半端ないであります。

これはもう、素材の旨味がオーケストラ状態で絡み合いまして、口の中が田園交響曲でありますよ。

怪我の功名でありますね。

異次元のような町で見つけた、まさかまさかの絶品グルメでありました。

 

 

怖すぎるラスボス

 

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ラスボス登場でありますか。

 

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佐渡の宿ゆえ海産物は期待しておりましたものの、まさかの紅ズワイガニまんま提供とは。ミソから肉まで、カニの旨味を一通り堪能したであります。

通常のズワイガニより一回り小さいやつでありますが、それでも観光物産市場へ行ったら一杯2千円は下らないシロモノでありますよ。

舟盛りのお刺身も充実。こんな料理が出る夕食はもう満足度高すぎであります。

思わずチューハイも度を過ごしてしまう佐渡紀行のグルメでありました。

 

おまけの総括

 

佐渡を発つ朝は加茂湖に美しい虹がかかったのでありますが、新潟行きのジェットフォイルが出る直前も、地を這うような虹が船をお見送り。

 

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途中で雨に振られたりもしたものの、それは虹の準備だと思えば最後までいい旅だったであります。

ほとんど衝動的に佐渡を秋の旅の地に選んだどんぐるみ家でありましたが、ぜひまた季節を変えて来てみたい土地であります。やはり初夏から夏にかけてがいいでありますかね。

「一度は行ってみたい」という場所があちこちにありまするが、こちらも確かにそういう土地。そのうえ、「何度でも行ってみたい」、そんな場所でもある気がいたしまする。

週末を軽井沢で半定住的に過ごす身からこの地を眺めてみますと、佐渡は長期滞在にも向いた場所ではないかと思う次第。潮風の強いこの地に別荘を持つほどではないにしろ、リーズナブルなお宿の上げ膳据え膳で作家のように半月ばかり過ごしてみるのも一興かもしれませぬ。じっさい当地はハイシーズンでもけっこうお宿代がお手頃のであります。

夏は本土の新潟より冷涼で、冬も新潟より温暖。雪が積もっても根雪になる前に溶けるのだとか。実は気候もよろしい佐渡。島民性も非常にフレンドリーで、昔から流人にも分け隔てなく優しく接していたと言い伝えられておりまする。

南国の沖縄とは較べるべくもないものの、透明度の高い海があり、沖縄にはあまりない美味しい海産物や農産物にも恵まれておりまする。開発次第では日本を代表する観光地になってもおかしくないポテンシャルを抱えているでありますよ。

問題はこの連載の冒頭でも述べました通り、アクセスでありますかね。現状、独占企業の佐渡汽船にバカ高い船賃を払って東京から半日かけてエッチラオッチラ行くしかない佐渡でありまするが、何としても空港を1500m級の滑走路を備えた実用的な施設に再整備して、ボンバルディアのDHC8-Q400クラス(74人乗り)が離発着できる体制を整え、羽田〜佐渡間304kmを日に最大2往復で結んでもらわねばであります。いっそ佐渡汽船とANAの合弁で定期便を運行してみたらどうでありますかね? 羽田〜新潟経由〜佐渡でもいけるでありますよ。片道2万円なら十分勝算ありかと。エアドゥに対抗して名前はAir saDo(サドゥ)とか。

 

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そのためには冬季の観光ストーリー作りや、航空路整備にともなって増える富裕層の受け入れ体制の整備など課題は山盛りでありますが、そもそも現地に観光振興への貪欲さが欠ける気がいたしまして。何しろ穏やかな島民性でありますゆえ。あるいは現状維持こそが当地の皆様には望ましいことなのでありましょうか。

もったいなやもったいなや。東洋のカプリ島になれること必至でありますのに。

 

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ともかくも唐突な佐渡特集に長くお付き合いいただきありがとうございましたであります。

最後に、どんぐり太郎が捻り出した佐渡の観光キャッチフレーズで締めくくり♪

 

「こんな島なら、流されてみたい。SADOH」

 

 

お粗末。

 

※くるみママ追記

佐渡旅行の話、お付き合い頂きありがとうございました。これでひとまず完了!

 

 

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