坊蔵は本当にボンクラなのか??
ひとりで放置されると旅に出てしまうどんぐり太郎です。
くるみママ不在の軽井沢。
こういう日のランチは当たりかハズレの大博打をするどんぐり太郎であります。2人で外すよりも被害が半分で済むからであります。
今回挑んだのは「軽井沢坊蔵」。ボンクラと読むであります。
御代田から追分に登ってくる18号の坂道沿いにある、オレンジの屋根が特徴的すぎて見落とす心配のないお店であります。
ネットではスープがぬるいだの味にパンチがないだのけっこう酷評されておりまして、かなり至近にもかかわらず躊躇しておりました次第。この機会にどんなものかと訪れてみたであります。
作業服の男性が圧倒的に多いお店の中を、おかえりなさいご主人様系アニメ声の華奢で素朴な女の子が一人で健気にフロアを駆け回っているであります。
お店としての清潔感はあるものの、ピークタイムにはバッシングも間に合わない模様。
こういう限定ものには心が揺れるでありますが、まずは基本の、このお店の核たるメニューに切り込みますのがどんぐり流。
信州味噌ラーメン。
チャーシューで。
確かに熱々感に欠けると申しますか、これは明らかによくある「トッピング冷め」の模様。チャーシューもコーンも冷たく管理されているものをそのまま載せてきたようでありまして、ここが酷評に繋がったのでありましょう。
幸い中の方は割と熱々で、熟成味噌ならではのコクと、香味油と多彩な香菜の絶妙なハーモニー、そして出汁の引き立ち方、縮れ麺のコシ具合など、味噌ラーメンとしては及第点どころか上質の部類かと。特に熟成味噌は地元・佐久の3年物ということでありまして、地産地消も好感度大であります。
あまり特長がないかのような評価も見たでありますが、オーソドックスながらきちんとこの店ならではの際立った味は出ておりまする。
辛味噌もメニューにあったでありますが、これなら今度はそちらを試してみようという気にもなるでありますね。
ただ、個人的にはこの白い器があまり好かんであります。味噌ラーメンに特別感を出すならやはり黒丼でいってほしいであります。できることなら厚手の黒丼で。それを適度に温めたところへ盛り付けを。そうすれば熱々感も長く保たれ、黒光りの器に有難みも増すというものでありまして。
ラーメンとしての基本は悪くないだけに、いろいろと惜しい所ばかりが目立ってしまうのであります。
こちらは健康餃子と普通の餃子の、ハーフ&ハーフ。
見た目は明らかに違う両者でありますが、お味は目隠ししたらどちらなのかたぶんわからないレベル。
健康餃子とやらはもう少し思い切ってエッジを立ててもいいのではないかと老婆心ながら感じます次第。
とはいえベースのお味はなかなか秀逸でありますよ。
※くるみママ追記
もうなんでくるみママ抜きで行くの!
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