ど素人の軽井沢ライフ奮戦記

一念発起、軽井沢で週末を過ごすことに決めた中年夫婦のドタバタ別荘奮戦記と、時おり旅の記録。

概念としての軽井沢

職業がらものごとをまっすぐ眺める習慣がないどんぐり太郎です。

 

全国に高級フレンチレストランや高級ホテルリゾートを展開する株式会社ひらまつは、2020年に御代田と那須温泉にそれぞれ客室数30室規模のリゾート型ホテルを出店すると一昨年6月に発表しておりましたが、知人から聞き及びましたところ、このほど御代田町内でその鍬入れ式があったようであります。どこなのでありましょうかね? 情報求むであります。

名称には御代田にあるいくつかの施設同様、堂々と「軽井沢」の名を冠するようであります。同社の他のホテルは賢島(三重県)、熱海(静岡県)、仙石原(神奈川県、箱根町)、宜野座沖縄県)でありますゆえ、これらのネームバリューと並べるには致し方ないところかと。

それにしても、2020年から操業を開始するのは、同社の他のホテルから想像するに1人1泊10万円というレベルのホテルでありまして。もちろんひらまつさんならではの豪華なお食事がつきますゆえ、リーズナブルと言えなくもないのでありますが。

 

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ただ、それぐらいの金額を出せる人なら軽井沢や箱根に家の一軒ぐらい持っていてもおかしくないと申しますか、このホテルがいったいぜんたいどういう顧客層をターゲットにしているのかは不明であります。日本人でこのへんの層がひらまつの料理に舌鼓を打つだけのためにわざわざ軽井沢(しかも実際は御代田)に宿を取ってやってくるとは考えにくいでありますゆえ、五輪需要も見越して外国人向けなのでありましょう。確かに成田やTDLもざっくり「東京」で括ってしまえる人々が相手なら、こちらもじゅうぶん「軽井沢」として通用するでありましょうし。

実際、日本には超富裕層向けの宿泊施設が不足しているため多くの機会損失をしているという報告も聞いているであります。これからこういうコンセプトのホテルが増えてくるやもしれませぬ。

 

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それにしても、今や「軽井沢」というのは軽井沢町という場所を示す厳密な地名というよりは、この地域一体が共有する一つの「コンセプト」になっているのやも。その意味で、御代田などはそうした「軽井沢的なもの」の一つとして「軽井沢」という名を冠してもおかしくないのでありますね。もちろん軽井沢町はその中で最も「軽井沢的」な場所、つまりある意味で「聖地」的な扱いということになると。

ただ、そういうふうに「PAN軽井沢」の概念が拡大解釈されていくと、その中で実質的に最も心地のいい場所が「軽井沢」の中心になっていくことは必定。かなり公平に見ても、その最右翼はまさに御代田なのかもしれませぬ。

 

※くるみママ追記

ひらまつってランチやらないかしら、、

 

 

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