軽井沢というメタファー
公私ともに時おりアカデミックになるどんぐり太郎です。
腐っても軽井沢というほどまだ腐ってはいないでありますが、さりとて昨今は往年の輝きを失いつつあるのは確かな感触でありまして。
週末をその西のはずれで暮らしておりましても、何か特別な用でもなければステアリングを東へ切ることは今や稀でありまして、散歩、買い物、食事その他あらゆるエンタテインメントはすべて西側で完結してしまう昨今。
とはいえ、概念としての軽井沢、歴史が作り上げたメタファーとしての軽井沢は今もなお多くの日本国民の精神世界において避暑地の代表として堂々と君臨しているのであります。
さてこちらにあります一枚の写真。
いかにも軽井沢な感じでありますね。じっさいこの写真を人に見せてここはどこでありましょうと訊ねますと、10人のうち9人までがほぼ「軽井沢か何かでしょうか」と答えまする。
緑に囲まれたレストランのテラス席。そこから第一想起されるのがやはり軽井沢なのであります。
が、実はこちら東京のど真ん中。東京大学駒場キャンパスの中にあります、木々に囲まれたレストランの二階テラス席でありまして。
同行しておりました人々ももれなく「軽井沢みたいですね」を連発。軽井沢に行ったことがない人までが。
恐るべし、軽井沢なるメタファー。これからこのブランドを上回るのは容易ではありませぬ。
※くるみママ追記
もうちょい頑張ればスイスのローザンヌを超えられるかも!?
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