炎舞と軽井沢
この夏、炭水化物で太るのは火を見るよりも明らかなどんぐり太郎です。
バーベキューの炎を見ておりましたら、あら不思議、まさにその時間にちょうどテレビで速水御舟の「炎舞」を特集しておりまして。
こーんな絵でありますが。
めらめらと燃える焚き火の周りにさまざまな虫が集まってくる様子を描いた傑作で、御舟はこの絵を描くために軽井沢の別荘で来る日も来る日も焚き火をして火を眺めていたのだとか。
その絵が完成して部屋にかけられているさまはまるで本当の火のように映って、駐在さんを慌てさせたなどという逸話も残されているであります。
ちょうど東京の山種美術館で生誕125周年を記念した御舟展の後半をやっていましたので、翌日さっそく観てきたでありますよ。
それはもう、まるでバックライトで照らされたかのような炎。
その周りの漆黒の闇は御舟をして「二度と出せない色」と言わしめた深い闇であります。
軽井沢だからこそ生まれた闇なのかもしれませぬ。
※くるみママ追記
御舟の描いた炎で何かスモーク出来そう!
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