ど素人の軽井沢ライフ奮戦記

一念発起、軽井沢で週末を過ごすことに決めた中年夫婦のドタバタ別荘奮戦記と、時おり旅の記録。

「高級ホテル50新設」方針に思うこと

攘夷。

どんぐり太郎です。

 

政府が日本各地にセレブ御用達の「世界レベル」高級ホテルを50も建てる方針だそうでありますね。外国から超富裕層を呼び込むためとのことでありますが。

インバウンドはすでに当初の目標をはるかに上回り、年間3千万人を突破しておりまする。東京でもあちらこちらで観光客と思しき人々を見かけるでありますし、京都に至っては日本人よりも圧倒的に外国人の方が多い様相であります。

外国人観光客は政府がビジット・ジャパン・キャンペーンを開始した03年の521万人に比べて約6倍。観光立国という観点ならばとっくにその数値目標は達していると申しますか、むしろ宿泊施設などはキャパオーバーだという声も耳にする昨今であります。地方に出張や旅行で出かけようとしても、日本人が宿を取れないというトホホな事態なのでありますね。

こうなると、外国人観光客を殖やすという名目で推進してきたカジノリゾートなどはもう必要ないのは誰の目にも明らかなのでありますが、政府はちゃっかり2030年度に6千万人という新たなターゲットを設けておりまして。

 

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さてさていまになって政府としては、雑魚はほっといても増えるから金持ったセレブも呼べるようにしようぜ、という段階に至ったのでありましょうか。

そもそもかつて悪名高きリゾート法で全国に格安の宿泊施設を乱立させ、不当なダンピングによって地域の旅館を叩きのめしてきた過去を政府はどう考えるんでありますかね。おかげで廃業に追い込まれた宿も少なくないであります。なんとか生き延びても新規投資ができずに老朽化した施設で細々とやっている宿が、本来ならばやるべき投資をやって高級ホテルになるべきだったように思うわけでありますが。

 

哀れトランプのポチたる我が首相。外資のホテルを優先的に進出させようというドギーなお使いであることは明らかでありますが、何と申しますか、いずれにしましても日本人が楽しめる日本ではなく、外国人が楽しめる日本にしようということのようでありますね。

我らが軽井沢も旧軽あたりは京都なみの外国人比率でありまして、金曜夜のデリシアでも中国語が普通に飛び交っているのでありまして。

個人的には志士を募って攘夷運動を始めたいところであります。

 

※くるみママ追記

明治維新かい!

 

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