すごい煮干しラーメンのすごさ
出汁をとったら脂しか出てきそうにないどんぐり太郎です。
昨今、ラーメンの中でも煮干しラーメンにハマっておりまして。
まあ一口に煮干しと申しましてもその定義はかなり広いのでありまして、広義には小魚を煮て干した水産加工品全般を指すであります。出汁をとるために使われるほか、そのまま食用にもなるでありますね。最も一般的なのはカタクチイワシで作ったものでありますが、他にもマイワシ、ウルメイワシ、キビナゴ、アジ、サバ、トビウオ(あご)などを原料としたものもあるであります。
そんな煮干しをベースにしたスープのラーメンはこれまでもあちらこちらでいただきましたものの、ここへきて抜きん出たお店が見つかったでありますよ。
それがこちら、「凪(なぎ)」。
こちらは田町のお店でありますが、本店は新宿ゴールデン街。国内10店舗を超えた今となっては統計分類上も立派な「チェーン店」となっておりまして。海外にも店舗を出しているようであります。
「すごい煮干しラーメン」と銘打たれた逸品がこちら。
これはもう色からして煮干し以外の何ものでもなく、一口すすれば煮干し!なテイストが全身に染み渡るまさにザ・煮干しスープ。
ただ不思議なのは、煮干し独特の苦味というか臭みというか、そうした雑味の類いがいっさい感じられないことであります。ここがまさに「すごい煮干し」の「すごい」たるゆえんでありまして。
説明によりますと、「凪」では毎月5トン以上の煮干しを仕入れているそうでありますが、日本全国の生産地から厳選した20種類以上の煮干を、5味(甘味・旨味・塩味・苦味・酸味)の絶妙なバランスで独自ブレンドしたうえ、すべて手作業で煮干のはらわたを一匹一匹取り除いて独特のくさみは抑えながら旨みを存分に引き出しているとのこと。
名店で知られる「青葉」の濃厚なスープにも煮干しの風味がたっぷり利いておりまするが、あちらはどちらかといえばそうした「雑味」とされそうな要素もそのまま生かしているところに特色がありまして、それが一つの旨味を慶しているであります。「凪」では煮干しの風味を残しつつそうした「雑味」は極力除去するという、180度違った考え方のようであります。
いずれにいたしましても、これはわざわざ足を延ばしてでも体験しておくべき逸品でありますよ。
※くるみママ追記
田町まで行った甲斐がありました!
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