ど素人の軽井沢ライフ奮戦記

一念発起、軽井沢で週末を過ごすことに決めた中年夫婦のドタバタ別荘奮戦記と、時おり旅の記録。

GoToよりComeOnで

特別給付金をすでに日本経済に還元したどんぐり太郎です。

 

東京でこれほどコロナ感染が蔓延する中、GoToキャンペーンの実施について異論が炸裂しているようであります。
この問題を考えるとき、「トロッコ問題」という有名な命題が思い出されるでありますね。
「ある人を助けるために他の人を犠牲にするのは許されるか?」という倫理学上の問題・課題であります。トロリー問題ともいわれるでありますが。

 

ざっくりいうとこういうものであります。

 

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線路を走っていたトロッコの制御が不能になった。このままでは前方で作業中だった5人が猛スピードのトロッコに避ける間もなく轢き殺されてしまう。
この時たまたまA氏は線路の分岐器のすぐ側にいた。A氏がトロッコの進路を切り替えれば5人は確実に助かる。しかしその別路線でもB氏が1人で作業しており、5人の代わりにB氏がトロッコに轢かれて確実に死ぬ。A氏はトロッコを別路線に引き込むべきか?

 

難しい選択でありますね。
5人死ぬより1人死ぬ方がいいじゃないかと安易に考えがちでありますが、レバーを引くということはすなわち、その1人を殺すことについて自分の明確な意思と行動を介在させることになるであります。放っておいて5人を見殺しにすることよりもはっきりと、自分がその1人を殺したという事実が残るわけでありまして。
政府をアホだのバカだの罵る側はお気楽でありますが、政府は今このA氏の立場にいるわけでありますよ。
このまま自粛路線をいけば経済が崩壊して想像もつかないほど大量の犠牲者が出るであります。
じっさい地方経済は観光業を中心に悲劇的な状況にありまして、このままだと地場の企業に緊急融資した地方の金融機関が大量の焦げ付きを抱えて経営問題に発展すること必至。これはトロッコ問題でいうところのA氏が何もしなかった場合の状況。5人が轢き殺される方の選択であります。
そこでコロナ蔓延も覚悟のうえでGoToキャンペーンに打って出ると。幸い、免疫暴走によって重症化する患者の治療法もほぼ確立されたようでありますし、死者はそれほど多く出ないだろうとの見通しであります。これは分岐点のレバーを引いて1人を轢き殺す方の選択。倫理学では功利主義に基づく選択と解釈されるようであります。

 

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とはいえどんぐるみ家としましては、当面のあいだ旅行は自重して軽井沢にひきこもるであります。
地方経済への貢献はお取り寄せとふるさと納税で。
ComeOnキャンペーン、絶賛実施中であります。

 

※くるみママ追記

さぁ、今度は何をお取り寄せしましょうか?

 

 

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