ど素人の軽井沢ライフ奮戦記

一念発起、軽井沢で週末を過ごすことに決めた中年夫婦のドタバタ別荘奮戦記と、時おり旅の記録。

たけり

オサレなお店に入るとオサレぶるすかしたどんぐり太郎です。

 

銀座の美容室に出かけるくるみママを軽井沢駅まで送ったあと、たまには軽銀の美乃屋にでも行こうかとクルマを走らせておりますと、

 

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こんなお店が左目を捉えまして。

およそ視界のすみに入ったRAMENの文字を逃すはずのないどんぐり太郎のホークアイ

駐車場のない店舗ゆえ近隣の有料パーキングを利用していざ入店。

 

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うわオサレ。背筋が伸びるでありますよ。

バレリーナみたいに華奢で凛とした美しいお母さんが店を切り盛りしているであります。トレンディドラマかよw

ともあれこういうお店に入ったらまずは代表メニューともいうべき、店名を冠したものをいただくのが礼儀ということで、

 

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具沢山の特製たけりラーメンを。

ベーコンと鰹節でとった珠玉の出汁。香味油にはきのこの香るオリーブオイル。そこにキャベツやりんご、きのこ、水菜を添え、味玉と肉団子、炙りチャーシューをあしらったこのラーメンが美味しくないはずでありますね。しかも真ん中に盛られたきのこペーストで味変もできるという心遣いも。

出汁はまさに和洋折衷の完全無欠な二重奏ともいうべき絶品。旨味の螺旋階段の内側を芳香のトルネードが天に向けて突き抜けていくイメージであります。この味わい深いスープを最後まで飲み切ったのは申すべくもなく。何とも幸せな時間でありました。

これはもしかしたら軽井沢名物になるやもしれませんぞ。空前の大行列になる前にとくとお試しあれ。

 

※くるみママ追記

自分だけこっそりずるい!

 

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辺境の名店

内山。

それは佐久に残された最後のフロンティア。

そこには人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。

なわけない。

カーク船長よりスポックを尊敬するどんぐり太郎です。

 

折に触れほぼ全域制覇してきた佐久市でありまするが、唯一の未開拓地が内山でありまして。

コスモス街道の異名も戴いた、群馬県下仁田町へつながる国道254号線沿いの地域のことであります。

 

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両側を山に挟まれた、いわゆる峡谷でありまして。

このはるか先に、佐久市最東、長野県としてもいちばん東に位置するラーメン店があるという情報を聞きつけまして馳せ参じました次第。

ほんの小さな赤い「ラーメン」ののぼりを見落とすなという人の助言にしたがいまして、

 

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右手に見つけましたるこれぞまさに、

 

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その名も「ぶるーと」。

さぞかしゴツいおっさんが出てくるかと思いきや、

 

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すっきりとしたお店には武田真治ばりに少しイケてる風の若いおにいさんが一人。

 

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メニューはすべて壁面に。

すべて小・中・大とありまするが、小がいわゆる世間でいうところの並でありまして、中は大盛り、大は特盛だそうであります。

こちらの前評判はとにかく「量が半端ない」。

ということで迷わず小。

 

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どんぐり太郎のチョイスは、ここを教えてくれた師匠おすすめの辛みそラーメン。

これが実に激うま。旨味と辛味が二重螺旋構造で絡み合う立体的で飽きのこないスープ。シンプルなもやしやわかめとの絶妙なコンビネーションで常に三次元的な味覚と食感を愉しめる逸品であります。

 

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くるみママのチョイスは広東麺。

いわゆる中華あんかけラーメンでありますが、このあんとスープが未体験の絶味。微妙に効いた生姜のアクセントが中華の旨味ベースを口蓋の中でかき回すことかき回すこと。

 

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さらに一品、麻婆豆腐。こちらも小。

およそ麻婆豆腐なるものは二つとして同じ味のないメニューでありまするが、こちらもまた個性全開でありまして、なんともいえないかぐわしい香味が漂うこれまた至上の逸品。

ただこちらも量がすごく、残りを持ち帰るための容器をお兄さんがさっと用意してくれたであります。

味も絶品、目配り気配り最高、辺境まで訪ねた甲斐ありの名店であります。

 

※くるみママ追記

ちょっと遠いですが、行く価値十分過ぎるほどアリです♪

 

 

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脱・ど素人の軽井沢~すれ違い編

ど素人と名乗っておけばすべて免罪符。

どんぐり太郎です。

 

軽井沢で暮らすのに必須なスキルといえば何をおいても自動車の運転技術でありまするが、中でも必須の中の必須項目が「すれ違い」のスキルであります。

何しろ一本入れば普通にはクルマがすれ違えないほど細い道が多い軽井沢。そういう道で対向車と鉢合わせになったとき、さてどうするかという問題でありますね。

 

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こちらに来て早々の頃は名実ともにど素人でありまして、こんな道で対向車に出くわしたときにはこの世の終わりが来たかというほどの絶望感に満たされたものであります。

しかしいろいろと試行錯誤をしていくうちに、ことすれ違いについてもそうとうなノウハウが蓄積されたでありますよ。

どうしようもこうしようも、まずはどちらが下がるかをきちんと双方で意思表示いたしまして、いざこちらが下がるとなればお尻を入れられる場所まで下がって引っ込めばいいだけの話なのであります。

 

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勝手知ったる道であれば今やどこに退避スペースがあるかはほぼ頭に入っておりますし、知らない道を走っているときも常に「いざとなればここだな」という場所を無意識のうちに頭に入れながら進んでおりますゆえ、もう対向車が来てもぜんぜん怖くないであります。

ど素人の「ど」ぐらいは取れそうな昨今であります。

 

※くるみママ追記

そうなの?いまだくるみママはドキドキする♪

 

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実録、地獄の混雑

毎日、地獄から天界まで六道を輪廻するどんぐり太郎です。

 

夏場の軽井沢の混雑は今さら申し上げるまでもなくたいへんなものでありまして、盆時期に至っては18号が渋滞を通り越して硬直することもしばしば。この7月の連休もそれに近いほどの混みようでありまして。

 

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そんなときに限って東京に急用ができてしまうもの。

というわけで、少し余裕をもって11時10分スタート。11時59分軽井沢発の新幹線を目指して18号を東へ、とはいかず、すでに追分あたりから上り下りともにダラダラになっておりました18号を見切りますると、道をそのまま横断して追分宿の通りに入り、さらに左に折れてのぼって千メートル林道へ。まあこれが軽井沢駅方面へのごく一般的な抜け道でありまする。

 

が、しかし、

 

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その千メートル林道にまで渋滞の魔の手が及んでいたであります。しかもこの細い道にあまり慣れていないでありましょう県外ナンバーのクルマが25キロ走行の過剰安全運転をなさるため、後続は連なるばかり。

この段階で早めの決断。

 

新幹線を11時59分発から12時33分発に変更

 

まあ+30分あれば何とかなるかと。

途中、セブンに寄ってコーヒーを買うぐらいの余裕もできまして。

さて全身に余裕の二文字をみなぎらせて駅前の駐車場に着いたのは12時前。

が、ここで大問題が。

 

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駐車場が満車という試練。神は常に無慈悲でありますゆえ。
ただ、経験上、ここで焦って他の駐車場を探すのは実は得策ではありませぬ。待つという選択肢。なぜなら、

 

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12時17分になれば東京からの電車が到着いたしますゆえ。

そうなれば1組や2組、こちらからクルマを出すはず。

が、

 

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待てど暮らせど1人も現れず。

12時26分、次なる決断の時が。

 

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幸い2人並びの席も取れそうであります。

ということで、2度目の決断は、

 

新幹線を12時33分発→13時発へ。

 

なんてことをバタバタとやっておりますと、ひょっこり1台出てまいりまして。

クルマを出た時点で12時30分。まあ、新幹線をずらして正解だったでありますね。

 

昼時でありまして、本来は東京駅に着いてから駅のラーメンストリートに行く算段でありましたものの、こちらも急きょ予定変更。

 

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軽井沢駅にも駅そばがありますわけで。

 

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天玉そば、560円也。

かき揚げか思いのほか美味でありまする。

 

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1時間遅れではありまするものの、無事乗車いたしました次第。

この季節は佐久平から乗った方が無難ではないかと思う今日この頃でありまする。

 

※くるみママ追記

やれやれ、新幹線を二本もズラすなんて本当に予想外でした!

 

 

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安かろう美味かろう

お買い得だけで人生を渡ってきたどんぐり太郎です。

 

世にワインはそれこそ玉石さまざまでありまして、上は何百万円もする年代ものから下は紙パック入りのテーブルワインまで、TPOに応じていろんな選択肢があるわけであります。

個人的には1本6万円というのが最高級でありまするが、あれはさすがに異次元と申しまするか、へぇワインって突き抜けるとこうなるのか、と感心したものであります。

とはいえそんなヴィンテージが本当に美味しいかと申しますと、飲み慣れていないこともあってか、庶民的な舌にはキワモノ以外の何ものでもないわけでありまして、やはり飲み慣れたレンジのワインで安心したいというのが偽らざる本音でありまする。

とりあえず値段だのブランドだのは横にうっちゃりまして、美味い不味いというごく個人的な嗜好で選びますると、必ずしも高いものが美味しくいただけるとは限らないのが実際のところ。「芸能人格付けチェック」なる番組におきましても、数十万円のヴィンテージを当てられる人はごくわずかであります。

という前置きをいたしまして。

 

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こちら、インターコンチネンタル大阪で出逢いました逸品の白。ニュージーランドのoverstoneなる銘柄であります。何しろフルーティで飲み口がすっきり。国産のナイアガラほど甘くもなく、言うなればガブガブ飲めてしまう危険なワイン。

そこそこのホテルのクラブラウンジでハウスワインとして出しているシロモノゆえけっこうなお値段かと思いきや、1本2000円にも満たない大衆価格であります。

なるほど、ホテルさんならではのチョイスやも知れませぬ。

 

※くるみママ追記

さすが、ホテルのソムリエチョイス。軽く一本飲める美味しさです♪

 

 

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裏道の一日一善

裏街道も表街道も歩いてきたどんぐり太郎です。

 

何しろ雨の日よく降る7月の軽井沢であります。その降り方も時おり「土砂災害警戒情報」が出るレベルでありまして、1時間に50mm近い雨になることもしばしば。高地ならではでありますね。

そんな降り方をしたあとにはたいてい枝葉が折れて道に転がっているものでありまして、中にはけっこう大物もありまする。大型のクルマでも乗り上げるとかなりガッタンとくるのでありますよ。

 

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そこで当家ではそんな大物に出くわしますと、こうやって道端に避けるようにしておりまする。うちも踏みたくないでありまするが、後から来られる方がガッタンとならぬよう。

一日一善であります。

 

※くるみママ追記

いいことをしたら、一日一アイスね!

 

 

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そういう軽井沢を愉しむ知恵

口先八丁で稼ぐどんぐり太郎です。

 

先回も申し上げました通り、今週の軽井沢はたいへんな湿気でありまして。朝がた少し晴れ間が見えたのもつかの間、気づけば雨がしとしとと降っており、時おり雨脚が強くなり、またしとしとと降り、というのが続いておりまする。

といって高気密の窓を始終締め切っておりますのもいささか不健康でありますゆえ折をみて空気の入れ替えをするわけでありまするが、そのたびに室内の湿気は必然的にどんと上昇いたしまして、先回書きましたとおり80%などという悲劇的な数値に達するのでありますね。

まあこれを「じめじめする」とか「べたべたする」と言ってしまえばそれまででありまして、不快さに明快な言葉でお墨を与えてしまうわけであります。そういうプロトタイプな感情を克服するにはやはり言葉でありまして、ものは言いようとはこういうときに発動すべきなのではないかと。

 

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ものは言いよう。

そうであります。この軽井沢の気候は「しっとり」なのでありますよ。

逆に殺人的な乾燥に見舞われる冬場に思いを馳せますると、薪ストーブにケトルを載せてみたり、加湿器を2台フル回転させてみたり、それでも足りなければガスコンロにもケトルをかけてみたり、あれこれやれることをやってようやく湿度が40%に届くかどうかというあのカラカラの季節。それを思えばこの季節の気候は天然の「しっとり」感に満ち溢れた恵み深い季節ともいえるのであります。

しっとりひんやり。潤い豊かで瑞々しい夏の軽井沢であります。

 

※くるみママ追記

くるみママのお肌もしっとりするかしら⁉︎

 

 

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