軽井沢往復狂曲
どんぐり太郎です。安全運転がモットーです。なのにゴールドじゃありません。
東京の家から軽井沢へは片道2時間半。
距離にして170kmぐらいですから、もっとすっ飛ばせば2時間で行けそうなものですが、我が家のペースだとこんなもんです。
たいていは上里までくるみママ、そこから軽井沢までがどんぐり太郎の担当です。
運転というのは人間の個性が色濃く出ますよね。
慎重に慎重を重ねるどんぐり太郎に対し、とりあえず行けるだけイケイケのくるみママ。彼女の運転は実にワイルドで戦闘的です。
抜かせるクルマはすべて抜く。向かう所敵なしなら、ともかく前へ前へと突き進んでいきます。
なのにゴールド免許。悪運が強いとしか言いようがありません。
そのくるみママにとって◯チガイに刃物、いえ、鬼に金棒みたいになっている存在が、まずコレ。
いわゆるレーダー探知機というやつですね。スピード違反の取り締まりで飛んでいる電波を検知する機械です。
もちろん軽井沢に向かう首都高速と関越、上信越道では常設の取り締まり機がある位置はわかってますから、日常的にはほとんど意味がありません。
ただ、たまにいるんですね。いわゆる覆面パトさん。
こないだも関越を東京へ向かっているとき、いつもの場所じゃない所で探知機が突然ピコピコ。
くるみママが快調にすっ飛ばしているときだったので、すかさず減速を指示。
振り返ると、何やらアヤシゲな黒いクルマ。
って、関越に長野ナンバーだし。。
おそらく敵は対向車線だったんでしょうね。他にアヤシイ車もなく、ほっとしてまたアクセルをグイグイ踏み込むくるみママ。
「でも慎重にね」とどんぐり太郎。「どこに何があるかわからないから」
く「大丈夫よ。だってそのためにこの機械があるんでしょ?」
ど「そりゃそうだけど、すっ飛ばしてる車を何気なく追尾してきて、最後の最後にレーダーでスピードを測るかもしれないだろ?」
く「だったらこの機械、意味ないじゃない」
ど「あのね、そうじゃなくて‥‥」
く「うるさいなぁ。寝てなさいよ」
アクセルを緩める気配もないくるみママでありました。
エンジンが唸っております。
※くるみママ追記
そう言いながら、レーダー探知機はどんぐり太郎こと主人から貰ったお誕生日プレゼント。本当は煽ってない?(笑)
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