軽井沢で密やかな情熱再び
以前も一度書いたと思うのですが、土曜日の午後、軽井沢でのんびり音楽を聞く時間は至福のとき。
どんぐり太郎とくるみママの音楽の趣味は決して重ならないのですが、不思議と二人とも大好きでよく聞くのがが「八十日間世界一周」(Around the World)。
同じ名前の映画のテーマ曲ですが、なんて言ってもこの曲は、昔、兼高かおるの「世界の旅」のオープニングに使われたもの。兼高かおるさんという女性が日本人に馴染みのない世界各国を回るドキュメンタリー番組でしたが、当時はそういう番組が少なかったのに加え、女性が世界各国を旅する勇敢な姿に憧れ、毎週テレビにかじりついて見たものです。いつか私も海外のあちこちへ行って色々なところを見てみたいと子供ながら心を躍らせてました。
それから何十年。まだ雪が残る静かな軽井沢でこの曲を再び聞くと心の底で何かがかすかに揺れ動くのを感じます。薪ストーブの残り火が小さくても燃え続けているように、残りの人生もささやかな何かを残そうと。
ちなみに、兼高かおるさんが2010年に朝日新聞のインタビューを受けられたとき、当時82歳の高齢にもかかわらず、世界各国を飛び回って世界情勢を肌身で感じ取っているとのコメントをされたそう。
そういう素敵な歳の取り方っていいですよね。また憧れちゃいました。
(くるみママ)
※どんぐり太郎追記
元気なばあさんになってくだされ。
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