追分ベリー論争

サンキューベリーマッチ。

どんぐり太郎です。

我が家の「犬道」すなわちケンズの散歩道に、何やら妖しい色をしたベリーの実がなっておりました。

色めき立ったのはくるみママ。追分の我が家の庭に生えたかの不気味なキノコでさえマッシュルームハンターに奪われて大騒ぎしたわけでありますが、このときも大はしゃぎでありました。

「これぜったい美味しいわよ！」

いやいや、野に生えたものをおいそれと口に入れるわけにはまいりませぬ。美しいものには必ず棘か毒があると固く信じるどんぐり太郎であります。

が。

東京へ戻って職場の女の子に写真を見せると、

「あ、ブラックベリーじゃないですか」

とあっさり。

「うちの庭にいっぱいありますよ」

ブラックベリー？

これ赤いじゃん。

「そのうちに熟して黒くなってくるんです」

聞けば彼女の家ではこいつを濾して種を抜き、ジャムにしているのだとか。

すまん、くるみママ。

もう少し熟したらいただきませう。

※くるみママ追記

ほらほら言ったじゃない、食べられるって。

だってボイゼンベリーみたいな種のつき方で、ジャムとかパイにしたら美味しそうだもん。

もういつも慎重なんだから。

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