軽井沢は古くから文人が愛した土地でありまして、今も文学散歩の名所があちこちに点在しております。
追分地域の文学散歩といえばなんといっても
堀辰雄文学記念館が有名でありますが、もう一つ忘れてはならないのが
平岡篤頼文庫。
小説作品も残された平岡先生ですが、作家というよりは仏文学の翻訳家として名高いお方であります。正直な話、一般的にはあまり知られておりませんが、フランス語の教材制作、「
早稲田文学」の刊行など文
学振興にも尽力し、
栗本薫や
重松清も師事したスゲー先生、といったら「おー」となるやも。
その文庫には約6000冊の蔵書があり、手にとって読めるのだとか。
この日は残念ながら開いておらず、しかもケンズ同行でありまして。
※くるみママ追記
今度何か読んで、要約を聞かせて。