軽井沢のラウンドアバウト
アバウトさにかけては無敵のどんぐり太郎です。
ラウンドアバウトといっても世間一般の方々はあまりピンとこないと思うのでありますが、例えばパリの凱旋門前にある、クルマがグルグルと回っているあの不思議な円形交差点のことであります。
軽井沢の諸兄諸姐はご承知のとおり、かの六本辻にもコイツがありまして、どんぐり太郎も最初に入ったときは作法に戸惑って後ろのクルマにブーブーされたものであります。
さてこのラウンドアバウトとやら。信号が要らないという経済的メリットのほかに、対向車とすれ違うことがなく、クルマが必ず停止して交差点に入ることからスピードも落ちて安全ということで、交通量の少ない場所での導入が今後増えてきそうな気配でありますね。
ちなみに警察庁によりますと、ラウンドアバウトの通行ルールを定めた改正道交法が昨年9月に施行されて導入が始まって1年余りとなる先月末まで、長野県など15の都府県で49か所に設けられ、10月の時点では死亡事故や重傷事故は1件も起きていないと、こんなニュースを先ごろNHKが伝えておりました。
経済的でしかも安全なこの円形交差点。
せかせかしない軽井沢の裏道には非常に向いているのではないかと感じる今日この頃であります。停電の多い地域でもありますし。
※くるみママ追記
ラウンドアバウトに初めて遭遇したのはロンドン。交通量が多く走行スピードも速い中、なんだか上手く抜けられず、メリーゴーラウンド状態になってパニくりました。でもその名の通り、神経質にならずアバウトに構えれば、結構なんとかなラウンド?