追分荘、冬のキャンバス
芸術的とはほど遠い現実的な生活に埋没したどんぐり太郎です。
季節ごとにさまざまな色彩を見せてくれる追分の土地でありますが、春夏秋冬、まったく甲乙優劣つけがたいものであります。
この季節には樹々がすっかり葉を落として空がずいぶんと幅をきかせるのでありますが、何かしらとのコントラストの中でその色はより映えるのでありますね。
殊に枯れ枝越しに見える空の蒼さは絶品でありまして、おかげで我が家の借景キャンバスもこんな具合であります。
壁に映る枝の模様もあいまって、めったにない逸品を見せてくれております。
なるほど前オーナーがこちらの壁を広くとった理由が少し理解できるであります。
※くるみママ追記
禅と円通を良くご存じの方だったのかしら。