追分荘の定番曲をナマで聴く
くれぐれも、ウインナーコーヒーにウインナーは入っておりません。
どんぐり太郎です。
ベートーヴェンの『第九』は年の瀬が押し迫ってくる頃の追分荘の土曜の夜の定番曲でありますが、特にどんぐるみ夫婦がお気に入りなのはウィーン・フィル。確かな技術と感性が奏でるここならではの繊細で厚みのあるアンサンブルは、およそベートーヴェンの交響曲をやらせたら世界一であると信じております。
幸運にも、その演奏をナマで聴く樹会がありまして。
A席で34,000円というちょっとしたお値段ではあったものの、巨匠ズービン・メータの指揮するウィーン・フィルの生音を聴ける機会など一生のうちに何度もあるわけではありませぬ。ということで成層圏から飛び降りるような思いでサントリーホールに馳せ参じました次第。
何と申しますか、こう、あれ、その・・・言語を絶する演奏でありまして、どんぐり太郎の稚拙な語彙で批評することなど音楽の神様への冒涜以外の何ものでもないのでありまして。
どんぐり太郎史上初めて、『第九』の演奏で一度も眠らなかったであります。東フィルさんあたりですと第三楽章の始まったあたりでコックリして、第四楽章のズチャーンで目覚めるというパターンなのでありますが。
ともあれ、ナマをいちど聴いておくと、CDを聴いていてもいろんな臨場感を頭の中に再現できそうであります。
※くるみママ追記
サントリーホール開館30周年記念をお祝いする演奏だそうですが、まるで天にも昇る心地の音楽でした。しかも、くるみママはイケメン白髪ヴァイオリン奏者に目が釘づけ。目にも耳にも素晴らしい保養になりました。
お立ち寄り頂きましたおしるしに