トランプ勝利は軽井沢にどう影響?
トランプより花札が好きなどんぐり太郎です。
いやいやまさかの結果に呆然とした午後でありました。米大統領選の話であります。
世間では早くも「トランプ・ショック」などという言葉が横行しておりまして、為替も株も無茶苦茶な動きをしておりました。
静かな軽井沢からは遠く離れた異国の出来事ではありますが、直接的間接的に当地が影響を受けるのは必至でありまして、本日の本ブログでは緊急でそのあたりを分析してみたいと思うのであります。
新規別荘購入の減少
まずはこのトランプおじさん、選挙戦期間を通じて政策に関する発言が二転三転しておりまして、本気かどうか不明な極論なども多々報道されております。
その政策の不透明さからリスクマネーがすでに円に流れ込んでおりまして、今後もトランプ発言に翻弄されてじわじわと円高が進んでいくのは必至であります。
この影響で日本では株安が一段と進み、こうなると特に高所得者層の購買意欲が鈍るといういつもの流れでありまして、軽井沢における新規の別荘購入も確実に減るでありましょう。
資産の激減を悲観して投げ売りの物件も出ると思われ、別荘相場は急落を免れないものと予測しております。
観光収入の減少
円高は観光産業としては完全な逆風であります。外国人観光客の減少は避けられず、また1人あたりの出費も減ることは確実でありましょう。
ただ、軽井沢の場合は観光のピークが夏からせいぜい秋まででありますし、新大統領の打ち出すであろう「なんだよけっこう普通じゃん」な感じの現実的な政策次第では冬のうちに為替も落ち着いてくるのではないかと、中長期的には楽観視しております。そういう意味で来年のハイシーズンへの影響はさほどでもないかと。
次は就任演説を聞いてからの判断であります。辣腕ビジネスマンがその時までにどれだけのブレインを糾合できるかお手並み拝見でありますね。
ともあれ追分は平和であります。
※くるみママ追記
ヒラリー陣営は会場の天井をグラス・シーリング(女性の昇進、昇格を阻むもの)を使って演出したそうですが、自らその状況を呼び込んでしまったようですね。大統領に選出されたら、開けるような大かがりの仕掛けでも仕込んであったのでしょうか。
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