ど素人の軽井沢ライフ奮戦記

一念発起、軽井沢で週末を過ごすことに決めた中年夫婦のドタバタ別荘奮戦記と、時おり旅の記録。

あな神々しや静謐の杜

君の名はと訊かれたらどんぐり太郎と答えるほかないどんぐり太郎です。

 

かねてから小海町生まれの新海誠監督ゆかりの神社が佐久にあることは伝え聞いておりまして訪れる機会をうかがっておりましたが、ようやく佐久市の田口なる地域を訪れまして。

 

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こちらは新海三社神社。

小海線の臼田駅から東へ約2km。函館と並ぶ五稜郭で名高い龍岡城跡を過ぎてしばらくまいりますと境内入口。土地土地には必ず神々しい場所というものがありまして、そういう場所はたいてい神社仏閣になっているわけでありますが、こちらもいきなりこういうショッキングな鳥居のお出迎えであります。

 

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三社というだけあって東、中、西の社が並んでおります。

鳥居から参道をのぼりますと、木々の奥に社殿が見えてまいりまして、参道を突き当たって階段を上りますと正面に拝殿、右手に神楽殿、拝殿の後方に二棟並んだ本殿は西本社と中本社、境内の右手の本殿の東側にもう一つ、本殿・東本社というふうにいっぱい並んでおります。

 

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本地垂迹神仏習合の名残でありましょうか、いかにも仏閣ちっくな三重塔。塔は仏舎利塔でたりすからね。ちなみにこちらは重文のようであります。

 

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このあたりの雰囲気、ふとどこかで見たような既視感がふつふつと湧いてきたのでありますが、まさにこの神社の名を拝した新海監督(ご本名は新津さん)による君の縄、もとい、『君の名は。』において三葉と四葉の姉妹が巫女を務める「宮水神社」の雰囲気がばりばり滲みまくりなのでありますね。口噛み酒しながら艶かしい舞を舞った神楽殿のモデルとおぼしき建物もあったりなど。

その割には「聖地」にありがちな「巡礼」っぽいファンの姿はほとんどなかったのでありますが、ブームはもはや終わったのでありましょうか。

 

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いずれにしましても、周囲とはまったく違う神々しい凛とした空気の中で心なしか身体が浄化された気がいたします。一言で表現するなら「静謐」さの妙でありましょうか。

何よりここにはここにしかない色彩がありまして、こういう色を見て育った新海監督ならではの映像美がスクリーンの上に展開されるわけでありますね。

 

※くるみママ追記

なるほど、こういう色と景色を見て過ごすと、あの映画に通ずるのだと納得です。

 

 

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