どんぐるみ珍道中(2)〜宗像大社はむちゃ広い?
旅行2日目にしてまだラーメン屋を訪れていなかったどんぐり太郎です。
今回の旅の目的は、映画にもなった小説『海賊とよばれた男』のモデル、出光佐三さんゆかりの地を訪ねることでありました。
メインイベントが宗像大社。出光氏が信仰した由緒正しき神社であります。
宗像? そんな神社なんぞどこにでもあるわいという方に、「大社」というのは全国に多数ある同名の神社の宗社であるとお伝えしておくであります。お寺でいうなら総本山でありますね。
宗像大社は天照大神の三人のご令嬢の神様をおまつりしているであります。
田心姫神(たごりひめのかみ)、湍津姫神(たぎつひめのかみ)、 市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)と申されまして、田心姫神は沖津宮(おきつぐう)=沖ノ島、湍津姫神は中津宮(なかつぐう)=大島、市杵島姫神は 辺津宮(へつぐう)=陸におまつりされておりまして、この三宮を総称して「宗像大社」と称するであります。
三宮はこんな位置関係でありますね。三姉妹離れ離れであります。
ぜんぶひっくるめたらむちゃ広いのであります。
沖津宮がおまつりされている沖ノ島は、九州と朝鮮半島とを結ぶ玄界灘のほぼ中央にありまして、女人禁制、そもそも一般人は立入禁止の神の島であります。宗像大社の神官の方が1名だけ、伝統の祭事のために常駐しておられるのだとか。
この島からは、鏡、勾玉、金製の指輪など、約十万点にのぼる貴重な宝物が見つかっておりまして、そのうち八万点が国宝に指定されておりまする(そら立入禁止になりますやん)。
これらの宝物は国家の繁栄と海上交通の安全を祈って神様にお供えされたものでありまして、その内容や遺跡の規模の大きさなどから沖ノ島は「海の正倉院」ともいわれているであります。
この神宝は、辺津宮にある神宝館(しんぽうかん)に所蔵、展示されているであります。
ここだけでもじゅうぶん見る価値ありであります。
不思議と写真がみな逆光になっておりまして、レンズで暴れる光がまるでご来迎のごとき神々しさを演出してくれるでありますね。
何とも神々しいばかりの宗像大社辺津宮をあとにしまして、さて次は中津宮のある大島までフェリーで渡るでありますよ。
※くるみママ追記
フェリー乗り場に行ってみたら近い駐車場が満杯で、遠い駐車場に駐めたのはいいのですが、出港まであと10分。
船が出るぞーい。
どんぐり太郎、ダッシュよー!
※どんぐり太郎再追記
ムリー。
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