ど素人の軽井沢ライフ奮戦記

一念発起、軽井沢で週末を過ごすことに決めた中年夫婦のドタバタ別荘奮戦記と、時おり旅の記録。

仲秋の佐渡紀行(2)~東洋のカプリ島

は~るばる~来たぜ佐渡ヶ島~♪

『与作』が十八番のどんぐり太郎です。

 

佐渡は思いのほか遠かったであります。この距離が、東京から2時間という手軽さの軽井沢のようにはいかないボトルネックであるやもしれませぬ。

さてさて、佐渡島のカタチといえば、おそらくほとんどの日本人がなんちゃって的におおよそのものを描けるほど特徴的でありまして、カタカナの「エ」とかアルファベットの「S」とかに擬えられるであります。

こんな感じでありますかね。

 

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久々にどんぐり画伯の凄腕をご披露。

実はけっこう大きな島でありまして、日本列島では沖縄本島に次ぐ面積の離島なのでありますね。周囲は262.7キロでありまして、これは上越新幹線の大宮〜新潟間の距離に匹敵。とはいえ両津港付近の宿を取りますと、主要な所へはクルマでほぼ1時間ほどで到達できるコンパクトなサイズであります。巡回バスも走っておりますゆえ、主だった観光地へ行くのにはクルマなしでも不自由しないでありますよ。

人口は5万8千人、行政は佐渡市という立派な市政でありまして、県立高校も充実しているであります。独立国家になっても何とかやっていけるやもしれない自己完結インフラは最低限整っているであります。

島内にはコンビニが7軒。すべてセーブオンから転じたばかりのローソンであります。売っているものは本土と遜色なく、現金の引き出しから、どんぐるみ家御用達のカラダカルピス、缶チューハイ、iQOSのヒートスティックまで含めて、滞在中はまったく不便を感じなかったでありますよ。

気候も10月末だと東京よりほんの少し気温が低い程度。冬でも本土の新潟よりは暖かいそうでありますから、けっこう過ごしやすい土地のようであります。

流人が辛酸を嘗めた酷寒の地などというのはとんでもない誤解でありますね。

 

さてさて。

よく日本の観光地を海外の有名なそれに擬えることがありまして、アルプスなどと申しますのもヨーロッパのそれを戴いているわけでありますが、さて佐渡はと申しますと、日本のカプリ島ではないかと思うのであります。

 

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イタリアのカプリ島

写真は「たびこふれ」より

 

カプリ島と申しますのは、イタリアのナポリの市街から30キロの海に浮かぶ島。こちらは全周約10キロほどの小さな島でありますが、欧州全体から観光客が押しかける、イタリアでも屈指の観光地であります。

観光資源が豊富な離島という点では佐渡もよく似たところもないわけではないのでありまして。

たとえばカプリ島といえば、ほらアレ。青の洞窟でありますね。

 

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カプリ島の「青の洞窟」

写真は「たびこふれ」より

 

ヘヘヘ、実は佐渡にもそんな秘境がありましてですね、ダンナ。

 

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こちら、佐渡西南端の小木港近くからモーターボートで連れていってもらう場所なのでありますが、まあ何とも透明度の高い水の入った洞窟がありまして、エメラルドグリーンに輝くその水を眺めておりますと、もはやここを東洋のカプリと呼ばずにはおれぬのであります。

 

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もちろん、名物のたらい舟にも乗りまして。

おばちゃんの熟練した櫂さばきがセクシーすぎまする。

どんぐり太郎も挑戦したものの、ほとんど前に進まないでありますよ。

 

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記念写真をパチリであります。

別にくるみママはムスッとしているのではなく、お面の下は満面の笑みであります。

 

この青の洞窟ツアーとたらい舟体験(計40分)がセットで3千円というのがリーズナブルかどうかは皆様のご判断におまかせするであります。

ピークはやはり夏でありまして、10月末ともなりますとこれからオフシーズンといった頃でありまして、非常に空いておりまして。さほど寒くもないこの時期こそ狙い目やもしれませぬ。

 

絶景といえば、両津港に近い加茂湖を眼下に望む丘の上にございます今回の宿は、夕日と湖の宿と謳っているだけあって、そのビューが大きな売り物でありまして。

 

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こちらがその夕日。

 

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帰りの日の朝には虹まで見せてくれたでありますよ。

軽井沢も風光明媚な所ではありますものの、こういう「感動」に至るものはなかなかないでありますからすね。

 

※くるみママ追記

最近見たことのない自然ばかりです!

 

 

 

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