ど素人の軽井沢ライフ奮戦記

一念発起、軽井沢で週末を過ごすことに決めた中年夫婦のドタバタ別荘奮戦記と、時おり旅の記録。

時代は蘭州!?

DNAレベルでラーメン好きのどどんぐり太郎です。

 

中国では北京などで蘭州ラーメンの店舗が拡大しているでありますが、日本でも一部でブームになりつつあるようで。欧州でも豚骨系の「日式」とともに勢力を増しておりまして、ラーメンの世界は「日式豚骨VS蘭州牛肉」の様相を呈しているであります。

蘭州ラーメンは中国甘寧省の蘭州市発祥の名物で、蘭州市内には3千店以上の店舗があるとされているであります。

蘭州ラーメンないし蘭州牛肉麺は、牛肉のスープに手打ちで伸ばして茹でた麺を入れたラーメンで、かん水を使用したコシのある麺を使用し、コシのない柔らかい麺が多い中国の他の麺とは一線を画しているであります。麺の太さは素麺ほどの細いものから幅5センチの平打ち太麺までさまざま。

スープの薬味にはパクチーなどが使用され、甘粛省の本場で提供されるものはスープの上に香辛料を加えた辛い油を加えるであります。

 

蘭州はウイグルタジキスタンなどを通るシルクロードの中央にほぼ近く、回族イスラム教徒)が多いことで知られている地域であります。ラーメンのグローバル化が始まったここ数年、海外で流行っていたのは日式の豚骨ラーメンでありますが、豚骨ラーメンはイスラム教徒の方々が食べられないであります。その需要を担い近年急激に伸びているのが蘭州ラーメンでありまして。

ムスリムの多いマレーシアでは豚骨ラーメンも普通にある一方で、近年はこの蘭州ラーメンが流行り出しているそうでありますね。

現在では、トルコのようなほとんどラーメン系をほとんど見かけない地域でも同様に蘭州ラーメンをたまに見かけるようになったそうであります。イスラム教徒の急増するヨーロッパでも豚骨に負けじとじわじわ勢力を伸ばしていると現地の知人から報告が。

 

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2017年8月に神田の神保町駅近くにオープンした「馬子禄 牛肉面」に日曜の午後に行ってきたであります。

おととし北京に出張した際も「蘭州」の名を冠した店舗は多数見かけたでありますが、ちょうどその頃から日本でも蘭州ラーメンの店舗が増え始めていたようであります。

 

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連日行列ができる繁盛店でありまして。ただ、回転がいいのでこれぐらいの並びなら10分以内に案内されるでありますよ。

 

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お店は思いのほか奥行きがありまして、奥の方で中国人とおぼしき人が豪快に麺を打っているであります。

 

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会計は入店時に入口のカウンターで。メニューは1種類のみ、880円。麺がスタンダードの「細麺」、きしめん風の「平麺」、個性的な「三角麺」から選択。パクチー大盛、牛肉大盛がオプション。パクチー抜き、ラー油抜きも可。

 

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満席ながら、席について3分もしないうちに出てきたでありますよ。驚愕の速さ。

茹で時間の短い細麺の方が速いようであります。パクチーと牛肉を増量した分は別皿で提供。

熱々で、スープは焼肉店のテールスープをもう少し薬味で香ばしくしたイメージ。麺はコシが強くて1本がとても長く、すすりきれないので噛み切って食べるしかないでありますね。

ともあれ、期待通りかなり美味であります。

 

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最近、日清が「カップヌードル」と「麺職人」で蘭州麺風味を発売しておりまして、これらがネットで「カップヌードル史上最強」などと絶賛されているでありますね。

時代は蘭州かもしれないであります。

佐久地域にもぜひ進出を。

 

※くるみママ追記

そんなに好きならどんぐり太郎が経営したら♪

 

 

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