10連休ラプソディの総括
思えば長いこと5日以上連続で休んだことがなかったどんぐり太郎です。
史上最長とされるこのGWでありましたが、JTBによれば連休中の旅行者数は合計2467万人で、国内海外ともに過去最高を記録したようであります。
慣れない長期連休にいろんな想定外が続いたようで、世間からは様々な狂騒曲が聞こえてまいりまして。連休が折り返しぐらいになった頃には「#10連休いらない」のハッシュタグが登場するほどSNSには悲鳴が殺到した模様であります。
混み合うといえば、日本でも有数の行楽地、東京ディズニーランド。
連休初日は全国からの移動日でありまして、なんとあの人ごみの坩堝がガラガラだったということでありますよ。いつもなら数時間待ちも当たり前のスペース・マウンテンやビッグサンダー・マウンテンが20分待ち。他は5分も待たずに乗れるようなアトラクションばかりだったとか。
観光客でごった返すだろうと思われていた京都も、連休を通じて意外なほど空いていたようでありますが、みなさんあえて避けた結果なのでありましょうか。
想定以上に人が殺到したのがシーズン真っ盛りのいちご狩りだそうであります。イナゴの大群にでも襲われたかのようにいちごは早々に採り尽くされ、10連休の半ばで閉園に追い込まれたいちご園が続出したというのはあながち作り話でもありますまい。
意外な所も混み合ったようでありまして。美容整形外科だそうであります。
整形直後の顔の腫れなどが落ち着くのが1週間から10日程度の施術が多いため、この10連休は格好のチャンスだったようでありますね。都内のクリニックは連休中ほぼ予約でいっぱいで、韓国にまで整形ツアーで出かける女性も多かったという記事も見かけたであります。そういえば職場のあのコ、目元がやけにキレイになったような。これぞメディアが揶揄するところの令和美人さんでありますね。
ともあれ全体を俯瞰してみますると、日本人は休み方があまり上手でないように映るであります。もともと長いバカンスを過ごす習慣がないため、これまでのような2日3日という短期の休みにやるようなことを無理してこの10連休に当て込んでみたらいろいろとうまくいかなかった、ということでありましょうか。
そもそも日本全体にそういう長いバカンスを受け入れるインフラが少ないということも大きな課題でありますね。このあたり、軽井沢町や御代田町ができることは山ほどあるような気がするであります。
※くるみママ追記
海外だったら「何もしない」という楽しみがあるのですけどね。
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