長野球児の夏終わる

そろそろ長野県人の県民性が表れ始めたどんぐり太郎です。

長野県のテレビと申しますのは他県に負けず劣らずローカル色の強い放送でありまして、NHKもローカル重視の放送をしてまいりまする。

今日から甲子園では春の選抜に出場予定だった32校が各１試合だけ対戦する交流試合が始まったでありますが、その開会式を中継していた放送がいきなり長野県大会の決勝戦に切り替わったであります。

準々決勝で県立同士の戦いを制した昨年の覇者・飯山高校と、同じく準決勝で私学同士の戦いを制した強豪・佐久長聖による、県立vs私学の激突。

試合は初回にプロも注目の飯山のエース・常田くんに小技を交えて遅いかかった佐久長聖が早々と3点を先取。その後も中押し、ダメ押しの得点を重ねた佐久長聖が9-0で大勝。長野球児の夏が幕を閉じたであります。

いろいろと感動的なエピソードも。勝った佐久長聖は3年生部員が52人。藤原監督はその52人全員に、1回戦から準決勝までの間に一度は背番号のついたユニフォームを着せてベンチに入れて戦ったそうであります。甲子園という目標を失い、一時は20人もの3年生部員が野球を離れた中、最後はこうして全員が結束してたたかい、優勝を勝ち取ったと。イイハナシダナーでありますね。

敗れはしたものの、飯山のエース・常田くんは膝の使い方に天性の柔らかさがあり、準決勝では8球団のスカウトを唸らせていたそうでありますよ。この最速146km右腕はまだ発展途上でありますが、これからプロで何年か鍛えたら化けそうな雰囲気十分。何点取られてもマウンドさばきが実に投手らしくて堂々としていたであります。

何よりイケメンさんでありますね。たぶん学校では女子生徒にキャーキャーいわれるスーパーもて男。しかしきっと同級生の彼女（もちろん学校一の美少女）がすでにいて、プロに入って何年目かに結婚して、「あいつら付き合ってたんかい！」と周囲を驚かせるというありがちな展開を妄想するであります。

※くるみママ追記

地元で応援グッズとか記念に売らないでしょうか♪

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