ど素人の軽井沢ライフ奮戦記

一念発起、軽井沢で週末を過ごすことに決めた中年夫婦のドタバタ別荘奮戦記と、時おり旅の記録。

王様の餃子は王様なのか

洋楽を即席邦訳して歌う芸は30年前からやってきたどんぐり太郎です。

 

世には「1番」「ナンバーワン」を表す言葉がさまざまありまして、佐久市にはそのものずばり「熟成焼肉いちばん」「焼肉キング」なるお店もあるでありますが、あえてここではそれらに関する具体的な評価は控えまして、自らそれと名乗るお店はたいていが1番ではないからあえて名乗るのであろうという個人的な推測だけをお伝えしておくであります。

 

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それゆえ「王様」などと豪語するお店などはなから信用できないわけでありまして、浅間サンラインを走っておりますときに目に入るこの看板は当然ながら眉に唾して眺めるわけでありまして。

東御市にあります、「王様の餃子」。

 

は? 王様? しかも餃子?

そこまで言うなら食べてやるでありますよ。

 

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こぎれいな作りしやがって、であります。

 

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ふん、ただのリーズナブルな中華やんけ。

どこが王様やねん?

なんで関西人やねん。

 

こういうときは最もシンプルなものを頼んでそのお店の味のベースを確かめるというのがどんぐり太郎流の陰湿な批判術。

あったでありますよ、台湾ラーメン

真価が問われるどシンプルメニュー。

 

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ふん。

なんの変哲もないありふれた台湾ラーメン

ぼこぼこにしてやるでありま、、、

 

美味無双!

 

すみませんであります!

これまでの非礼をすべて謝罪するであります。

 

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この味を説明するにはあらゆる語彙を総動員しても足りないでありまするが、およそどんぐり太郎がこれまで食してきた「台湾ラーメン」と名のつくすべてのラーメンを凌駕する異次元の味であります。

まずもって最初の一口、微妙な辛味の鎧をまとって滑り込むスープが舌の上で鶏出汁の爆弾を炸裂させますと、香味の火花が味覚と嗅覚を最大限に感知させるところまで立体的に飛び散り、その至福の3Dがもう他の何ものをも美味いとは言わないという証文に捺印するまでしつこく口腔に留まるのであります。

そして適度にパオされたもやしと挽肉、そこにも絡む媚薬のような香味。その奥から登場する真打ちの麺のコシとなめらかさ。

 

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王様を名乗るこの餃子も当然美味。

皮の厚さ、具の量と中身、焼き具合のパリもち度、すべてにおいて餃子の「あるべき論」をクリアした、まさに王様の名を冠するにふさわしい餃子の中の餃子。

 

お見それしたであります、王様。

なお、王様は県下に3店舗あるようであります。

 

※くるみママ追記

麻婆豆腐も美味しかったし、テイクアウトした油淋鶏も極上でした♪

 

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