そういう軽井沢を愉しむ知恵
口先八丁で稼ぐどんぐり太郎です。
先回も申し上げました通り、今週の軽井沢はたいへんな湿気でありまして。朝がた少し晴れ間が見えたのもつかの間、気づけば雨がしとしとと降っており、時おり雨脚が強くなり、またしとしとと降り、というのが続いておりまする。
といって高気密の窓を始終締め切っておりますのもいささか不健康でありますゆえ折をみて空気の入れ替えをするわけでありまするが、そのたびに室内の湿気は必然的にどんと上昇いたしまして、先回書きましたとおり80%などという悲劇的な数値に達するのでありますね。
まあこれを「じめじめする」とか「べたべたする」と言ってしまえばそれまででありまして、不快さに明快な言葉でお墨を与えてしまうわけであります。そういうプロトタイプな感情を克服するにはやはり言葉でありまして、ものは言いようとはこういうときに発動すべきなのではないかと。
ものは言いよう。
そうであります。この軽井沢の気候は「しっとり」なのでありますよ。
逆に殺人的な乾燥に見舞われる冬場に思いを馳せますると、薪ストーブにケトルを載せてみたり、加湿器を2台フル回転させてみたり、それでも足りなければガスコンロにもケトルをかけてみたり、あれこれやれることをやってようやく湿度が40%に届くかどうかというあのカラカラの季節。それを思えばこの季節の気候は天然の「しっとり」感に満ち溢れた恵み深い季節ともいえるのであります。
しっとりひんやり。潤い豊かで瑞々しい夏の軽井沢であります。
※くるみママ追記
くるみママのお肌もしっとりするかしら⁉︎
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