追分宿・油やの正体
今日はゆっくりの更新。
どんぐり太郎です。
徒歩圏内のラーメン屋、カフェときて、次は名所であります。
中山道六十九次、江戸から数えて二十番目の宿が追分。
その脇本陣の名残が「油屋」であります。ちなみに本陣跡は今の堀辰雄文学記念館にその門を遺すのみでありまして。
この油屋さんはかつて昭和の文人に愛された旅館でありまして、堀辰雄はもとより室生犀星や立原道造もここに長逗留して筆を執ったのは有名な話。堀辰雄の『菜穂子』などはまさにここが舞台なのでありますね。
今も二階は旅館のようでありますが、地階は個性溢れるギャラリーがいくつも入居。
NPO法人「油やプロジェクト」のもと、「信濃追分文化磁場」として様々なアートイベントも開催されるカルチャースポットとして機能しております。
こういうものに触れると、どんぐり太郎の頭のどこかに眠っているアート魂に火がつくであります。
やっぱり余生はゲージュツに生きると決めたであります。
※くるみママ追記
儲かるゲージュツにしてね!
追分荘徒歩圏内のカフェ?
徒歩圏内にラーメン屋さんのあるどんぐるみ家の追分荘でありますが、そこにほど近い、カフェスペースのあるパン屋の「一歩」さんももちろん徒歩圏内であります。
独特の酵母が醸し出す香り高いパンには定評のある「一歩」さんでありますが、オープンエアなカフェスペースも魅力。ケンズ同伴でもOK。
なお、こちらは特製のランチもやっておられます。
この日はラーメン後のコーヒーを。こちらのコーヒーは油脂分がよく残された濃厚で風味豊かな味わいでありまして。
梅雨空からは今にも雨が滴りそうでありました。
※くるみママ追記
ねぇねぇ、ちゃんと知的に写してくれた?
追分の暁ラーメン
闇が深いほど暁は近い。
経済の夜明けもすぐそこに。
どんぐり太郎です。
追分荘は森の中でありますが、なんと徒歩圏内にラーメン屋さんがあったりしまして。
18号沿いの、浅間サンライン入口付近に立つこのお店。以前から気になってはいたものの、あまりに近いため「いつでも行けるや」的な感覚でなかなか足を踏み入れなかった店であります。
なお、「おうぎや」と書いてあるものの、これは前の店舗の名残のようで。
こちら、「暁ラーメン」さんであります。
かつてここはお蕎麦屋さんだったと思うのでありますが、店内は小綺麗な居酒屋風情でカウンター席などもあり。
ちなみに暁ラーメンさんは浅間サンラインの方からこちらへ移転されたのだとか。
麦茶は薄めて飲んでくださいとありまして。ある意味、好きな濃さを愉しめるということであります。
注文するとサービスのサラダが運ばれてくるであります。繊維不足が懸念されがちなラーメン道楽でありますが、実に有難い配慮でありますね。
ちなみに、噂によるとここのご主人はフレンチなども経験された凄腕のシェフなのだとか。ドレッシングもワインビネガーベースのようで。
さて、やってまいりました「暁ラーメン」。
スープは熊本ラーメン風。とんこつベースに焦がしネギが効いております。濃厚で味わい深く、それでいて飽きさせないバランスの良さ。これは美味。
本場の熊本は細麺なのでありますが、こちらはなんとストレートの太麺。もちもちで、スープにもよく絡むであります。この発想はなかったでありますね。
チャーシューは箸を当てるだけで切れるほど、とろっとろの柔らかさでありまして。
特製の鶏唐揚げ(小)を添えまして。ポン酢であっさりいただけるであります。塩麹に漬けて揚げたもので、外はカリカリ中はジューシーで柔らかく、何とも上品な味わいでありました。
非常に満足度の高いお店であります。まさに灯台下暗しでありますね。
こちらは文句なしの星三つ。
美乃屋、仔虎、炙家風土と並んで、今や「どんぐるみセレクト軽井沢ラーメン四天王」の一角であります。
※くるみママ追記
灯台下暗しとはまさにこのことです。
追分荘の貯蔵酒がさらに充実
酒は飲め飲め、呑むならば
日の本一のこの槍を
呑み取るほどに呑むならば
槍呑んだらかなり痛いーっす。
どんぐり太郎です。
軽井沢発地市庭でまたフルーツ系を買ってきまして、追分荘の貯蔵酒のラインナップをさらに充実させるであります。
まずはブルーベリー。
マジックで書かれたラベルがそこはかとなく哀愁とやる気に満ちております。
まずはきちんと水洗いしてですね。
とりあえずジャーにぶっこむであります。
そこから氷砂糖を入れまして、
ジャーをシェイクしてこんなふうにまぜまぜしてからホワイトリカーを注入するであります。
次は王道の梅。
梅の場合は、一つひとつ丁寧にペーパータオルで皮を拭くであります。
梅は実が大きいので後でシェイクするわけにはいかず、最終から梅、氷砂糖、梅というふうに交互に入れていくのであります。
ずらりと並んだ追分荘のお酒のラインナップ。
壮観であります。
こら!
勝手に味見しちゃダメ!
くるみママには油断も隙もあったものではありませぬ。
※くるみママ追記
減るもんじゃないでしょ?
※どんぐり太郎再追記
減るわい!
追分に初カナブンもキノコはまだ
梅雨空の下でも頭はお花畑のどんぐり太郎です。
雨上がりの朝、追分荘のベランダでカナブンを発見したであります。今シーズン初カナブンであります。
この手の昆虫を見かけるといかにも夏という風情なのでありますが、どうも何か物足りないのでありますね。
そうであります。
キノコがぜんぜん生えていないのであります。
昨年の記録を見る限り、6月末には間違いなく沿道の雨をたっぷり吸い込んだ土壌からニョキニョキと生えていたのでありますが、今年はさっぱり見かけないであります。
どんぐるみ家の追分荘の敷地の中に生えてくるはずのタマゴダケもいっこうに姿を見せないのでありまして。
何か異変なのでありましょうか。
もっとも、カレンダー通りにいかないのが自然というものでありますが。
※くるみママ追記
不思議とケンズのお散歩コースで見かけたキノコ類も今年は皆無。どうしちゃったのでしょうね。
大雨の軽井沢入り
運転は群馬県と長野県担当のどんぐり太郎です。
どんぐるみ家では軽井沢入りの際、くるみママが東京から甘楽まで、そこから追分まではどんぐり太郎が運転するという不文律がありまして。
通常の入軽においてはむしろ楽をさせてもらっているのでありますが、こと雨の日は実に神経を使うのであります。
何しろ軽井沢町内に入りますと、街灯の乏しい道で対向車のギラギラなヘッドライトを喰らい、中央線が見えなくなるのでありますね。
知った道ゆえ何とかごまかしごまかし走っておりますが、内心はヒヤヒヤなのであります。
思うに、これならまだ雪道の方が楽なのかもしれませぬ。
もう、追分荘に到着した時はヘロヘロでなのであります。
※くるみママ追記
お疲れさま。もちろん、そういう晩はもれなく酎ハイひと缶付いてきます!
軽井沢発地市庭が本オープン
混乱する市場もあれば、盛り上がる市場もありまして。
どんぐり太郎です。
英国のEU離脱決定で為替と株式の市場は大パニック中でありますが、軽井沢の発地市庭は6月25日のグランドオープンで大盛況でありました。
朝9時からセレモニーがあったようであります。
ずいぶん立派なお花がたくさん飾ってありまして。
屋内ではカリーさんこと假屋崎省吾先生が記念いけしたお花も展示されております。
好天に恵まれ、オープンエアのカフェなんかも開かれまして。
やつの姿も。
連中の実物は初めて見たであります。
思ったほどの人出ではなく、駐車場も難なく駐められたでありますが、それでもそこそこの盛況ぶりであります。
目玉はキャベツとレタス。なんと一玉50円でありまして。もちろんゲット。
キノコ大手のホクトさんも出店。エリンギってこんなふうに生えてるのでありますね。
The 軽井沢ビールと軽井沢高原ビールが向かい合ってバチバチの試飲バトル。
ということでまたどっさり買ってしまったどんぐるみ家であります。
正式な袋もできたようで。
今はまだオープンの勢いがあってよいのでありますが、もう少し地元感を強く押し出して商品展開するとか、ここにしかないものをアピールするとか、あるいは滞在する楽しみを提供するとかしないと、この辺鄙な土地柄もあってすぐに廃れることは必至。
軽井沢の名所になれるかどうかはこの夏が勝負でありますね。
※くるみママ追記
個人的にはフルーツがもっとあってもいいかも。