水はどこへ消えた!
心は二十歳からずっと渇いているどんぐり太郎です。
冬場は暖房を使うこともあって非常に乾燥するのが軽井沢の家の宿命でありまして、今年もまた加湿器がフル稼働しておりまする。
いま当家には各部屋に加湿器を配備しておりまするが、だいたい1日で2回転、合計20リットルほどの水を消費しておりまして。
ただ、6畳級の部屋はなんとか1台で湿度50%をクリアできるでありまするが、吹き抜けの居間になりますると大型を2台回しても40%が限界であります。とはいえ加湿をしなければサハラ砂漠なみになりますゆえ、ないよりはマシでありまするが。
ベッドルームには最新鋭の加湿器を導入したであります。細かい水蒸気なので周囲に水がぽたぽたと落ちないのが最新式。
それにいたしましても、高気密住宅なのにいったいこの水分はどこへ消えていくでありますかね?
と、何年か前にも疑問を呈したことがあったものの、答は今も見つからず。
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秋の終わり
秋までにやろうとしたことがまだできていないので秋をできるだけ引き伸ばしたいどんぐり太郎です。
秋冬の境目はこと軽井沢においては非常に難しいでありますね。11月であれ雪でもちらつこうものなら否応無しに冬の判定をせざるを得ないでありまするが、氷点下になる日があってもまだ雪が降るまでには至っていないであります。
そうこうしておりますうちに浅間山もいちど冠雪いたしまして、二度目の冠雪があったらクルマのタイヤを交換するのがこの地域の習わしでありまするが、今年はそれを待たずして履き替えることに。
冬タイヤへの履き替えをもって冬とするわけではなく、どんぐり太郎的にはいちおう自分なりの視覚的基準を持っているであります。
それは、
こちらの窓から見える風景。
葉が散り切って見通しがよくなりますと、枝々の間を透かして浅間山が見えるであります。それを確認したら冬。わかりやすい基準でありますね。その間に豪雪があろうと氷点下10度になろうと、秋は秋。
季節は主観で決めるに限るであります。
※くるみママ追記
そういえば外のイルミネーション、秋のうちに飾るっていう話はどうなったんでしょう??
※どんぐり太郎再追記
ま、まだ秋でありますよ。
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季節とは何か
「〜とは」で検索するとたいていモノタロウかAmazonに繋がってしまうどんぐり太郎です。
季節とは何なのでありますかね。我々が感じる季節感というのはほぼカレンダーに支配されておりまして、まあ9月になれば真夏日になろうとも頭の中で、こんなはずじゃない、辛子色のシャツを折りながら飛び乗った電車から「秋に変わった風景を眺めるのが秋だ、と暑さを全否定したくなるのが人情でありまして。
昨今はカレンダーと季節感がずいぶん開いてしまった感がありまする。軽井沢の紅葉も10年前と比べますと半月ぐらいは後ろにずれているのではないかと。
カレンダーよりも、五感で受け取るものを信じる方が精神的にもナチュラルでありまして。
ということで、暦の上では立冬となりましても、肌身に感じるのはなお仲秋。紅葉の残り葉が今もゆかしき追分界隈であります。
いずれはカレンダーのない暮らしをしてみたいものでありますね。
※くるみママ追記
悠々時的な生活はまだ先かも♪
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紅葉の最終章
紅葉しかネタがないぐらい忙しいどんぐり太郎です。
紅葉にも始めと終わりがありまして、個人的に今年は「序」、「中」、「輝」、「焼」、「落」と位置づけまして。
ずいぶん日の開いた前回がちょうど一般的な物言いでの「紅葉ぼ盛り」でありまして、今から思えば「中」から「輝」へ向かうあたりではなかったかと。
世間的にはだいたいこの「中」から「輝」のあたりが「見頃」とされているようでありまして、「焼」の領域に入ってまいりますると観光客からは「もう終わっちゃってるよねー」といった評価になるわけでありまして。
ただ、この紅葉の変遷をリアルタイムで日々見守ってまいりました身から申しますると、「序」から「落」までそれぞれに趣があるのでありまして。
たとえば今の時期でありますと我が家の庭は「輝」から「焼」に至るあたりでありまするが、この時期でなければ見られない、それはそれは美しい最終章を奏でてくれるであります。
ここからが第4楽章でありますよ。
※くるみママ追記
鳥のさえずりも加わって、ベートーヴェンの第9、第4楽章みたいな感じになりそう♪
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紅葉の真実
真実は時に残酷。
どんぐり太郎です。
軽井沢の中でも地域差はありますものの、追分界隈ではどうやら昨日今日が見頃のピークだったようであります。
追分随一の紅葉の名所と個人的に指定した我が庵の庭も昨日あたりが盛りだったようで、今日あたりから散り始めという様相でありまする。明日あたりには目に見えてはらはらと散ってゆく姿がもののあはれを感じさせること請け合いで。
こちらが今年の我が庭のピークであります。
個人的に紅葉は「照らし」、「透かし」という2つの見方をしているでありまするが、こちらは陽の光を存分に浴びた「照らし」であります。今年は高い木の茶色い葉が先に散って紅葉に覆いかぶさることも敷くなく、「照らし」も「透かし」も実に美しくまとまったであります。
iPhoneXSの写真そのままで、いっさい加工なしでありますよ。
こんな写真を知人に見せますと、「自然が豊かでいいですね」などと返ってくるでありまするが、これは自然とは程遠い、この家の前オーナーが植えた木に他ならないのであります。つまりある意味、人工物なのでありますね。
およそ軽井沢で紅葉のきれいな場所などは、個人的に見てきた限りほぼこういうふうに人の植えたものであります。この時期になると観光客で賑わう雲場池なども人の手が入ってこそのもの。
いえ、それが悪いと申す気など毛頭なく、人の目を楽しませてくれれば人工だろうと自生だろうと構わないと思うのであります。
ちなみに人の手が入る前の一般的な軽井沢の「自然」と申しますと、まああだいたいこんな様子でありまして。こちらはこちらでもののあはれを感じさせるに十分であります。
※くるみママ追記
今日は車を走らせていても、落ち葉を踏む、サクサクとした音が聞こえました。季節の移り変わりを音でも感じるんですね。
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