追分貯蔵酒、禁断の味見
ローマは一日にして成らず。
どんぐり太郎です。
我が追分荘の果実酒もほんのり色づいてまいりました。とはいえ、ローマが一日にして成らぬのと同様、果実酒もやはり何ヶ月もじっくり漬けてこそ本来の味わいが滲み出てくるわけであります。
でありますから、何があっても半年は開けないというのが不文律でありまして。
その禁をあっさり破るくるみママ。
一つと言わず二つも三つも開けて味見したであります。
仕方ないのでどんぐり太郎もお付き合い。いえ、くるみママだけに罪を着せるわけにはまいりませぬ。禁断の果実酒は夫婦ともに味わってこそ。
一月でもうほんのり味がつき始めております。人参酒にいたってはツーンとした、いかにも薬ちっくな匂いが。
もう、秋が待てないであります。
※くるみママ追記
あはは、同罪、同罪。それにしても美味なお酒になりそうです。