紅葉の真実
真実は時に残酷。
どんぐり太郎です。
軽井沢の中でも地域差はありますものの、追分界隈ではどうやら昨日今日が見頃のピークだったようであります。
追分随一の紅葉の名所と個人的に指定した我が庵の庭も昨日あたりが盛りだったようで、今日あたりから散り始めという様相でありまする。明日あたりには目に見えてはらはらと散ってゆく姿がもののあはれを感じさせること請け合いで。
こちらが今年の我が庭のピークであります。
個人的に紅葉は「照らし」、「透かし」という2つの見方をしているでありまするが、こちらは陽の光を存分に浴びた「照らし」であります。今年は高い木の茶色い葉が先に散って紅葉に覆いかぶさることも敷くなく、「照らし」も「透かし」も実に美しくまとまったであります。
iPhoneXSの写真そのままで、いっさい加工なしでありますよ。
こんな写真を知人に見せますと、「自然が豊かでいいですね」などと返ってくるでありまするが、これは自然とは程遠い、この家の前オーナーが植えた木に他ならないのであります。つまりある意味、人工物なのでありますね。
およそ軽井沢で紅葉のきれいな場所などは、個人的に見てきた限りほぼこういうふうに人の植えたものであります。この時期になると観光客で賑わう雲場池なども人の手が入ってこそのもの。
いえ、それが悪いと申す気など毛頭なく、人の目を楽しませてくれれば人工だろうと自生だろうと構わないと思うのであります。
ちなみに人の手が入る前の一般的な軽井沢の「自然」と申しますと、まああだいたいこんな様子でありまして。こちらはこちらでもののあはれを感じさせるに十分であります。
※くるみママ追記
今日は車を走らせていても、落ち葉を踏む、サクサクとした音が聞こえました。季節の移り変わりを音でも感じるんですね。
お立ち寄り頂きましたおしるしに
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