行く手を阻む積乱雲
一寸先は闇。
どんぐり太郎です。
いよいよ黄金の追分8連泊の時がやってまいりまして、4月28日の夜、意気揚々と関越をひた走るどんぐるみ車。
しかしその行く手を文字通り暗雲が阻むのでありまして。
何でありましょうかね、この時期にこの雨雲。
よりにもよって我々の向かう方向でありまして。
こうなればもう自棄のやんぱち、突進するほかないであります。
と意気込んだのでありますが、
微妙にパラパラ降られたのみで、雨雲の中心は微妙にスルーできたであります。
一路めざせ軽井沢。
※くるみママ追記
なんだか幸先いい感じ!
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レモンのラーメン
この暑さで早くも夏痩せしそうなどんぐり太郎です。
東京も日中の最高気温が20度を超えることが当たり前で、夏日を記録した日もあるであります。
都会であくせくと額に汗して働きながらも、時おり軽井沢の気温の変化が気になるでありますが、こちらももう氷点下などとはほど遠く、先回の離軽時に凍結防止の床暖をオフにしたことも、タイヤをノーマルに履き替えたということも、判断としてはまったく正解でありました。
いやしかし、春を通り越していきなり初夏というか夏の様相となってまいりました今日この頃。早くも冷たい麺が恋しくなってまいりまして。
レモンのラーメン。
スーパーの店頭でこんなものを見つけたであります。
レモンの酸味と和風だしの取り合わせという新感覚の冷やしラーメン。
どんぐるみ家では輪切りのレモンやスプラウト、厚切りチャーシュー、味玉なんかもどっさり盛り付けましてこのボリューム。
この夏の軽井沢の定番にしたいでありますね。
ダイエットどころではありませぬ。
※くるみママ追記
うーん、盛り過ぎじゃない?
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土曜の夜は寅さん
わたくし生まれも育ちも東京中野です。新井薬師で産湯を使い、姓はどんぐり名は太郎、人呼んでフーセンの太郎と発します。
追分荘でも東京でも、当家では土曜日の夕食は18時半までに準備するならわしとなっております。
少し前までは『釣りバカ日誌』、今は『男はつらいよ』。BS7の映画を観ながら過ごすのであります。
寅さんといえばもはや日本人にとっては語るべくもない心の故郷のごとき映画シリーズでありまして、作中にただ一つの悪意も存在しない、世にも珍しいオール人情ストーリーであります。
一見知性とは正反対に映る寅さんの口上でありますが、さすがに東大文学部卒の山田洋次さんの筆、1992年にはその東大が国語の問題に取り上げたほどの名台詞の数々。
その問題がこちら。
【問題】 次のア・イ・ウは、同じ主人公が登場するシリーズものの映画のセリフである。ア・イ・ウのいずれかを選び、それを手掛かりとして、感じたこと、考えたことを、160字以上200字以内で記せ。
ア 「インテリというのは自分で考えすぎますからね、そのうち俺は何を考えていただろうって、分かんなくなってくるんです。つまり、このテレビの裏っ方でいいますと、配線がガチャガチャにこみ入っているわけなんですよね、ええ、その点私なんか線が一本だけですから、まァ、いってみりゃ空っポといいましょうか、叩けばコーンと澄んだ音がしますよ、なぐってみましょうか」
イ 「寅さん、人はなぜ死ぬのでしょうねえ」
「人間?そうねえ、まァ、なんて言うかな、結局あれじゃないですかね、人間が、いつまでも生きていると、陸の上がね、人間ばかりになっちゃう、うじゃうじゃうじゃうじゃメンセキが決まっているから、みんなでもって、こうやって満員になって押しくらマンジュウしているうちに、足の置く場がなくなっちゃって、隅っこに居るやつが、アアなんて海の中へ、パチャンと落っこって、アップ、アップして『助けてくれ!助けてくれ!』なんてね、死んじゃう。そういうことになってるんじゃないですか、昔から。そういうことは深く考えないほうがいいですよ」
ウ 「梅の花が咲いております。どこからともなく聞こえてくる谷川のせせらぎの音も、何か春近きを思わせる今日この頃でございます。旅から旅へのしがない渡世の私共が、粋がってオーバーも着ずに歩いておりますが、本当のところ、あの春を待ちわびて鳴く小鳥のように、暖かい陽ざしのさす季節に、恋い焦がれているのでございます」
いやいやいや、インテリは頭で考えすぎていけねぇやなんて台詞を書いたのが東大卒とはまた滑稽なお話でありまして。
けっこう毛だらけ猫灰だらけ、粋なねーちゃん立ちションベン等々。今や一部は差別語に分類されるようでありまして、始めに不適切な言葉もありますとテロップで断った上に、現代の放送コードとやらに引っかかって時おり音声が不自然にカットなどもされておりますが、ほろ酔い加減の頭でそこは本来何を言ったものかと想像するのもまた乙な肴になるのであります。
寅さんも日本のみならず世界を旅しておりまして、訪れた土地土地には記念碑やら記念館などが建つなど、渥美清さん亡き後もそのご威光は褪せることがありませぬ。
そういえば軽井沢のお隣、小諸にも寅さん記念館がありましてですね。
おっと、ちょいと筆が走り過ぎちまってぃ。
※くるみママ追記
どんぐり太郎、どうしても行っちゃうの。
掃除してからにして。
※どんぐり太郎再追記
それができねぇのが渡世人の辛ぇところよ。
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後悔しない別荘選び
ブログのタイトルの割に玄人っぽいことを嘯き始めた生意気などんぐり太郎です。
この季節になりますと、軽井沢の不動産屋さんから別荘の広告がばんばん届くのであります。
当家の場合は追分荘に入ってからまだまる3年も経っていないのでありますが、世間には車を買い替えるように別荘を買い替える方もいらっしゃるのでありましょうか。
幸いにして追分荘は高気密住宅でしかも床暖完備ゆえオールシーズン対応。氷点下10度にも逃げ出すことはないのでありますが、明らかに夏仕様ゆえ冬の間は人っ子ひとり寄り付かないような家も周囲にはかなり多くございまして。
そういう物件はもはや売れないのでありましょうか、広告にあるのはどれも暖かそうな近代建築ばかり。
もちろん夏場しか利用しないという方もいらっしゃるにせよ、これから別荘をお求めの方には多少値は張ったとしてもオールシーズン対応の物件をオススメしたいであります。
三度冬を越してみて、やはり冬こそ軽井沢の醍醐味を味わえるというのが実感でありまして。
今はまだ朝夕の寒さも残る時期。冬も存分に楽しめる別荘選びなら今が勝負やも知れませぬ。
※くるみママ追記
暖かい家はケンニャンフレンドリーでもってこいです!
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辛味もほどほどに
昔からバランス感覚の悪さで出世とは縁遠かったどんぐり太郎です。
どんぐるみ夫婦もそろそろあれこれと年齢的なことを愚痴りたくなる年恰好になってまいりまして、昨今はあそこが痛いここが痛いというのが夫婦の会話のメインになってきたような気がいたします。
当然ながらこれからは特に食に関しては細心の注意を払う必要があるわけで、量もさることながら度の過ぎたものはやはり控えてゆくべきかと。
にもかかわずくるみママは辛いものに目がなく、ラーメン店ではべらぼうめぇいちばん辛ぇのを持ってきやがれこんこんちきしょうカモンベイベー的な江戸っ子気質のアメリカ育ち。
どんぐり太郎的にはおしとやかにノーマルなとんこつでありますが、
くるみママは真っ赤な激辛とんこつ。
どんぐり太郎は控えめに「ピリ辛」の味噌ラーメンでありますが、
くるみママはあえて「爆発」を選択。
ちなみにこちらは有名な「味噌一」さんなのでありますが、ホームページのメニュー紹介には「十二指腸もびっくり」と書いてありまして。
ほどほどにしておかないと、かつてのどんぐり太郎のようにツゥモローのボトムファイアでクライクライスクリームするでありますよ。
※くるみママ追記
大丈夫、辛味はガソリンみたいなモンよ、、
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追分はエコモードへ
CO2による地球温暖化とかいうインチキは最初から信じていない科学的などんぐり太郎です。
軽井沢追分地域ではこの時期になりますと朝夕も氷点下になることはなく、昼間の気温も10度を超えてくるような陽気になってまいりまして、ここまでくると床暖や給湯の常時オンで凍結を防ぐ必要もなくなったようであります。
そこで、今シーズン初めてのオフ設定でエコモード。
当家の場合、エコはエコでもエコロジーではなくエコノミーでありますが。
これでしばらく、床暖がエラーで消えていないかどうかとヤキモキする必要もなくなったであります。
さて、夏まで駆け足でありますかね。
※くるみママ追記
そう、エコノミーをモットーに自分達で秋から残した落ち葉の収集と草むしり。夏まで駆け足だからやることがたくさん!
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iQOS派にはツライ場所?
もはやスモーカーとは呼ばせない。
どんぐり太郎です。
先日、くるみママと一緒にウィーンフィルの日本友の会のコンサートに参りまして。
同楽団の元コンマス、この4月からN響のゲストコンマスになられる、名手ライナー・キュッヒルさんのヴァイオリン+ピアノのデュオであります。
まあ、超絶テクニックのオンパレードともうしますか、ただただ巧い。コンサートの感想としては以上であります。
それよりも今回は虎ノ門のJT本社ビルにあるアニフィスという小ホ―ルだったのでありますが、このご時世にあってもさすがJTさんでありますね。
まず、1階にあるタリーズは禁煙席よりも喫煙席の方が広いのであります。
そして、ビルに入るといきなりヤニ臭いのであります。
2階にあるホールもずいぶんヤニ臭いので何だろうと思って見渡すと、
なんとオープンな喫煙スペースが。
加熱式電子タバコのiQOSに替えてもう5ヵ月近くになり、永く生タバコからも遠ざかっておりますと、こんなどんぐり太郎が申すのも何ですが、ほんと世間のヤニ臭いのは耐えられないのであります。
ちなみに、ヤニ臭いというのは実際タールでもニコチンでもなく、ほとんどがアンモニア臭の刺激であります。
職場の建物は加熱派がいつの間にか生タバコを凌駕しているためまだ救いがあるのでありますが、巷の喫煙所なんぞはもうケムケムクサクサで最悪であります。自分もその迷惑の一翼を担う一人だったかと思うとぞっとするでありますね。
追分荘ではベランダ側でサッシを開けて喫煙していたどんぐり太郎も今や堂々とテーブルで水蒸気を燻らせておりますが、こちらは本当に匂いが残らず歓迎されております。
今やスモーカーというよりはヴェーパー。
追分荘の白い壁が汚れる心配もなく。
※くるみママ追記
なんかヴェーパーの響きってベープマットみたい!
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