ど素人の軽井沢ライフ奮戦記

一念発起、軽井沢で週末を過ごすことに決めた中年夫婦のドタバタ別荘奮戦記と、時おり旅の記録。

追分のメジロとウグイス

目白より目黒の街が好きなどんぐり太郎です。

 

 

さて、まずは易しいクイズであります。

下の鳥はそれぞれ何という種類でありましょうか。

 

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正答の前にまずは色にまつわるお話をば。

 

世に「ウグイス色」なる色がございますけれども、そこで多くの方が連想される色は抹茶色に近い柔らかな黄緑色だそうであります。

うぐいすパンといえばその、多く連想される「ウグイス色」の緑餡が詰まったパン。

ところが実際のウグイスの羽の色を忠実に表現すれば、それはかなり灰色がかった緑褐色なのであります。むしろ茶色に近いのでありますね。

どういうわけでありましょうか、ウグイス色といえばメジロの体色のような色が連想されてしまうこの実態。一説によればこれはウグイスとメジロが混同されているからなのだとか。

 

ということで、クイズの回答はいちばん上がウグイス、真ん中がメジロ、下がヒヨドリであります。

 

 

ウグイスとメジロはともにスズメ目。ウグイスのほうが 2〜3cm大きいようであります。

ともに日本にはたくさんいるフツーの野鳥でありまして、春先になりますとメジロは庭木の蜜を目当てにちょくちょく人目につく所に現れるのでありますが、かたやウグイスはただでさえ目立たない地味な灰がかった緑褐色の羽でしかも非常に臆病な性質のため人目につきにくく、声はすれともなかなかその姿を確認できませぬ。

かたや類稀な美声、かたや春らしい美麗な外見の持ち主。おやウグイスの声がしたかしらと思った瞬間、ふと見やれば庭の梅にメジロの姿。となれば、かの美声の主をこの愛らしい黄緑色の小鳥かと早とちりしてしまうのも致し方ないところでありましょう。

 

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こんなわけで「梅にウグイス」という花札の一枚も描かれているのは黄緑のメジロという、ウグイスにとっては何とも不名誉な勘違いが広くまかり通ってしまっているのであります。

 

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さて、我が追分荘の庭にもメジロさんたちがやってまいりまして、チーチーと鳴いておりました。

望遠を使ってようやく激写に成功したであります。

遠くホーホケキョの声。

春真っ盛りであります。

 

 

※くるみママ追記

 あら、随分とウグイスは損をしているのね。そうしたら、あの山手線の鶯谷も本当はめじろ谷で、そうなると本家の目白は、、うーん、、

 

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