意外性のタンメン
必然性を積み重ねてきたどんぐり太郎です。
食の好き嫌いと申しますのは如何ともしがたいものでありまして、好きであることに理由など要らぬのでありますね。好きだから好き。それ以上に答えようもないのであります。
一方、嫌いと申しますのは必ず理由があるものでありまして。~だから嫌い、というふうに、何かしらの条件がセットになっているものであります。
たとえばどんぐり太郎の場合、無類のラーメン好きでありながら、どうもタンメンというものが好きになれなかったのでありまするが、これには海より深い訳がありまして。遡ること二十年近く、浅間山ライン沿いの某店でいただきましたそれの、野菜にちゃんと火が通っていないという悲劇に遭遇いたしまして。あれはタンメンではなくサラダラーメンだったでありますよ。もちろんそのお店には立ち寄ることもなくなったでありますし、今でも横を通るたびに「潰れよ」と念じておるわけでありまするが、なかなかどうして、今も健在でありまする。
さて、タンメン。
言わずとしれた、たっぷりの肉野菜炒めの載った塩味のラーメンであります。
シンプルではあるものの、実に奥の深いラーメンでありまするが、このほど御代田の「ラーメン大学」で絶品のそれにめぐり逢いまして。
こちら。
野菜炒めの炒め加減、スープの塩味とだし感、麺の硬さ。すべてにおいて最上級の逸品でありますよ。
さすがはその名に「大学」を冠しただけのことはりまして、タンメンの何たるかを学究しつくした感が。
チェーン店なんてと馬鹿にすることなかれ。いちどご賞味あれ。
※くるみママ追記
野菜がたっぷりで美味しかったです♪
お立ち寄り頂きましたおしるしに
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