そばハンターには危険な東御の名店
今日こそは美味い蕎麦が食えるかのぅ。
どんぐり太郎です。
蕎麦屋と申しますのは何より店構えが大事でありまして、その佇まいからしてすでにそばの味の一部になっているというのが拙い経験値の一つであります。
その点、もったいぶるように民家の陰に隠れ、それでも見逃されないようこんな看板で案内している時点でこちらのお店の只者ならぬ感は十分であります。
ひっそりすぎるこの佇まい。
あぁ、ずるいであります。実に巧妙であります。
こちら、東御市常田にあります「そば家叶」さん。
個性的なコの字型のカウンターに至っては、そばハンターの心を鷲掴みにするに十分なずるさ全開の仕掛けでありますね。すでに半分ぐらいおそばをいただいた気分であります。
この手書きのお品書きに至ってはこれから蕎麦屋を開業するならこいつを真似しやがれ感が満載。
そのへんはさておきまして、こちらの売りは挽き方を変えたそばのバリエーションなのであります。
せっかくでありますから、複数楽しめる二種盛りをいただくことにするでありますよ。
やっぱここは悪どいであります。
いきなり胡麻豆腐で前菜とか、また5カウントギリギリの反則技でお客さんを攻め立てる意地悪なお店であります。
これがもう絶品の口どけでありまして。味の暴行であります。
ほら、出てきやがりまして。
真っ白なさらしなと風雨雪の相盛りであります。ともに一人前ずつの量がありましてですね。
それでもさらっと喉を越していってしまう十割ならではの豊かな風味。
悪どい、悪どい。実に悪どい。
ちょいとおかずでもないと寂しいのでだし巻きたまごを頼んだのでありますが、これは何でありますか。
この上品すぎる甘み。
むかっ腹を抑えきれませぬ。怒り心頭に発して一気に平らげたであります。
とどめはやりすぎ感のある甘味とコーヒーとか。
しかも、甘いもの嫌いなどんぐり太郎にさらっと平らげさせてしまう、しつこさのかけらもない、陰湿なほど巧妙な味付けは、いつか告訴したいレベルの危険なおもてなし。
これで1人1500円ちょいとか、不当廉売の疑いありで公取に立ち入りをお願いするでありますよ。
満足度が高すぎて実にむかつくお店であります。
※くるみママ追記
素直に絶賛しなさい!
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