ど素人の軽井沢ライフ奮戦記

一念発起、軽井沢で週末を過ごすことに決めた中年夫婦のドタバタ別荘奮戦記と、時おり旅の記録。

「ワーケーション」にあらず

言葉狩りを趣味の一つに持つどんぐり太郎です。

 

世では「ワーケーション」なる言葉がもてはやされておりまして。

「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語でありまして、観光地やリゾート地でテレワークを活用しつつ、働きながら休暇をとる過ごし方ということであります。2000年代の米国で始まったとされるでありますが、わが国でも働き方改革新型コロナウイルス感染症の流行に伴う「新しい日常」の奨励の一環として位置づけられ、観光振興策の一環としても前政権から政府が力を入れてきたものの一つであります。

ただこの言葉、どんぐるみ家にとっては非常に迷惑極まりないものでありまして。本来は「在宅勤務」やレンタルオフィスなどでの「テレワーク」とは区別されるものであるはずが、こんな言葉が出てくると「オフィス以外で仕事をすること」がぜんぶ一緒くたにされてしまうのでありますね。

つまりは多くの人々がまじめに「在宅勤務」をしているにもかかわらず、一方で「しょせん在宅なんて休暇みたいなものじゃん」という僻んだ見方を助長することになるわけであります。

じっさいどんぐり太郎も取引先などから時おり「ワーケーションのいいサンプルですね」などと言われることがありまするが、確かに通勤がない分だけ朝は1時間以上遅いスタートになったものの、午前8時半にはきちんとデスクについているでありますし、夕方6時頃まではカリカリと仕事をしておりまして、時には遅くまで残業もするであります。むしろアウトプットは質・量ともにオフィスで働いているときと遜色ないどころか、それ以上のものを出してきた自負があるというのが実感であります。どこにも「バケーション」の余地などありませぬ。これを「ワーケーション」などと呼ばれてしまっては迷惑千万であります。

 

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当家に限らず、「ワーケーション」なる安易な造語がせっかくの在宅ワーク文化の浸透を妨げていることは疑いなく。本気で「在宅」を進めたいのならば、政府は速やかにこの言葉を取り下げて葬り去っていただきたいと願うものであります。

プンスカ!

 

※くるみママ追記

ちなみに今年の休暇取得は過去最低。在宅だとむしろ仕事に追われるみたいで、ワーケーションの精神とは程遠い気がします、、

 

 

 

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