借景を買う
最近は着信履歴の9割が不動産関連になったどんぐり太郎です。
地続きの土地は借金してでも買えと言われておりまする。また最近もこちらのコメント欄に同様のご助言を賜りまして。
当家の場合、地続きの空き地が2方向あったでありますが、その1つがこのほど売れてしまったようで、今年中にも家が建つ運びに。
まあそちら側に開いた窓は少なく、それほど心理的に圧迫されることはないでありまするが、リビングに面した土地となると話はまた別であります。
こちらは昨年の初秋頃の風景でありまするが、まさにこの方向は当家に森林感をもたらす重要な借景なのでありますね。ここがバッサリとやられて家でも建とうものなら当家の存在意義が根底から問われる事態であります。
というわけで何としてもここだけは死守せねばなりませぬ。
ただ、こんなとき不動産屋さんに駆け込んでここが欲しいなどと申し出たら「負け」でありまして。確かに不動産屋さんはホイホイと調べてくれるでありますが、そんなことをしたら「欲しいのか。そうか。ならふっかけてやれ」ということで地主さんの言い値になってしまうわけであります。不動産屋さんも商売ゆえ高くりたいわけでありまして、地主さんと結託してとんでもない値段を付けてくること必至。
ではどうするかと申しますと、
ひたすら不動産屋さんの公開物件情報を当たる
というのが正しいやり方であります。
大手ばかりではなく中小の不動産屋さんも今どきはネットに物件情報を上げているでありますゆえ、そういうのをつぶさに見て調べ上げていくであります。
なぜなら、物件情報として公開されている時点で少なくとも「これなら買い手がつく」というレベルの値段が付いているのでありまして、それ以上はふっかけることができないからであります。
不動産屋さんにお願いして地主さんを探してもらって交渉なんかしようものなら、500万円の土地に1千万円の言い値が付いてもおかしくないであります。そういう世界なのでありますよ。
ということでくるみママが執念で探しまくったところ、あっさり見つかったであります。公開物件でもびっくりのお値段ではありましたものの、ご時世ゆえ致し方なく。ともあれこれ以上ふっかけられたらとても手が出ませぬ。
ということで、なんとか借景は守れたと申しまするか、これからは借景が借景でなくなるわけでありますね。
※くるみママ追記
やれやれ、景色の確保のために夜な夜なネットで探しました!
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