ど素人の軽井沢ライフ奮戦記

一念発起、軽井沢で週末を過ごすことに決めた中年夫婦のドタバタ別荘奮戦記と、時おり旅の記録。

辺境の名店

内山。

それは佐久に残された最後のフロンティア。

そこには人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。

なわけない。

カーク船長よりスポックを尊敬するどんぐり太郎です。

 

折に触れほぼ全域制覇してきた佐久市でありまするが、唯一の未開拓地が内山でありまして。

コスモス街道の異名も戴いた、群馬県下仁田町へつながる国道254号線沿いの地域のことであります。

 

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両側を山に挟まれた、いわゆる峡谷でありまして。

このはるか先に、佐久市最東、長野県としてもいちばん東に位置するラーメン店があるという情報を聞きつけまして馳せ参じました次第。

ほんの小さな赤い「ラーメン」ののぼりを見落とすなという人の助言にしたがいまして、

 

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右手に見つけましたるこれぞまさに、

 

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その名も「ぶるーと」。

さぞかしゴツいおっさんが出てくるかと思いきや、

 

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すっきりとしたお店には武田真治ばりに少しイケてる風の若いおにいさんが一人。

 

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メニューはすべて壁面に。

すべて小・中・大とありまするが、小がいわゆる世間でいうところの並でありまして、中は大盛り、大は特盛だそうであります。

こちらの前評判はとにかく「量が半端ない」。

ということで迷わず小。

 

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どんぐり太郎のチョイスは、ここを教えてくれた師匠おすすめの辛みそラーメン。

これが実に激うま。旨味と辛味が二重螺旋構造で絡み合う立体的で飽きのこないスープ。シンプルなもやしやわかめとの絶妙なコンビネーションで常に三次元的な味覚と食感を愉しめる逸品であります。

 

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くるみママのチョイスは広東麺。

いわゆる中華あんかけラーメンでありますが、このあんとスープが未体験の絶味。微妙に効いた生姜のアクセントが中華の旨味ベースを口蓋の中でかき回すことかき回すこと。

 

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さらに一品、麻婆豆腐。こちらも小。

およそ麻婆豆腐なるものは二つとして同じ味のないメニューでありまするが、こちらもまた個性全開でありまして、なんともいえないかぐわしい香味が漂うこれまた至上の逸品。

ただこちらも量がすごく、残りを持ち帰るための容器をお兄さんがさっと用意してくれたであります。

味も絶品、目配り気配り最高、辺境まで訪ねた甲斐ありの名店であります。

 

※くるみママ追記

ちょっと遠いですが、行く価値十分過ぎるほどアリです♪

 

 

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